「リヴァイ兵長!見て下さい!今日は休日なので私服を初披露でございます!どうですか?」 「……」 「ほらほら、スカートですよ?」 「だから何だ?」 「いつもと違う雰囲気で可愛いでしょう?」 「それ自分で言うのか」 「ほら!大サービス!兵長にだけパンツを見せてあげます!(ペラッ)」 「………」 「どうですか?」 「……吐き気が…」 「吐き気!?」 「お前…本当やめろよ気持ち悪ぃ」 「気持ち悪いんですか?おかしいな…喜ぶと思ったのに…」 「自らスカートをめくり下着を見せつける行為のどこに喜ぶ要素があるんだ?」 「パンツは普通嬉しいでしょう?」 「じゃあお前は今俺がパンツを脱いで渡したら喜ぶのか?」 「大コーフンです!」 「聞いた俺が馬鹿だった…」 「三日は眠れないですね!」 「心の底から気持ち悪ぃ。」 「実は私のパンツを見て兵長も今コーフンしてたり?」 「するわけねぇだろ。目が汚れた。」 「えー…じゃあちょっとエルヴィン団長にも見せて確認してこよう!」 「オイ馬鹿ちょっと待てこの変態痴女め。」 「え?何ですか?私今から団長のとこに…」 「見せに行くんじゃねぇ。」 「え、でも確認しなきゃですし」 「何のだよ。待て待て。」 「だから私のパンツ見れたら嬉しいですよね?ってことを」 「何当然のように見せに行こうとしてんだ。やめろよ。殴られるぞ」 「え、私殴られるんですか?」 「とにかく俺以外にそんな事するんじゃねぇ」 「何でですか?」 「お前にはモラルというものがないのか?」 「あったらこんな事してないですよ。」 「だよな。聞いた俺が馬鹿だった。悪い」 「あはは、もう兵長ったら〜」 「しかしお前は分かってない。何も分かってねぇ。」 「何がですか?」 「…下着というのは、ちらっと見えるのがたまらないんだろうが。」 「…ちらっと?」 「そうだ。見ろと言われ見せられても何も興奮しねぇ。ふとした時にチラリズムするのが醍醐味なんだよ。」 「なるほど…それは盲点でした」 「だからバサッと見せてくんな。こういうのは恥じらいも大事なんだよ。」 「分かりました…じゃあエルヴィン団長に恥じらいながらちらっと見せてきます!」 「いや待てだから待て。なぜエルヴィンに見せようとする?」 「喜ぶ姿が見たい!」 「お前何がしたいんだ?俺に見せたかったんじゃねぇのか?」 「それはそうですけど」 「なら他の奴に見せんじゃねぇよ。気分悪ぃ。」 「なるほど、兵長は私のパンツを独り占めしたいんですね。分かりました。」 「……。」 「やっぱり嬉しかったんじゃないですかー」 「嬉しくはねぇよ。ふざけるな。まぁだが……つまり、そういうことだ。」 「え?どういう事ですか?」 「…お前のパンツを見るのは俺だけで十分だ。」 「という事は……」 「つまり…」 「リヴァイ兵長も変態って事ですね!」 「……………。いや、確かに、そう、かもしれないが…そうじゃなくて、だな」 「なんだ兵長も仲間だったんですね!」 「いやそうじゃなくて」 「じゃあリヴァイ兵長のパンツをください!」 「嫌に決まってんだろ。そうじゃねぇよ。俺が言いたいのは…」 「私のパンツをチラリズムしろって事ですか?」 「ちげぇ!」 「はいー?もう、何が言いたいんですか兵長」 「いやなんか俺も分からなくなってきた…。」 「じゃあとりあえず団長に見せてきていいですか?」 「だからそれはやめろっつってんだろ。」 「じゃあ団長のパンツを貰ってきていいですか?」 「もう何なのコイツ気持ち悪い。想像させんな」 「ふふっ、冗談ですよ。私は兵長のパンツ以外は興味ありません。」 「何コイツ可愛い……って言ってる事ただの変態じゃねぇか。もうやだ。それを好きな俺も変態確定だし。」 「じゃあ兵長、お互いの気持ちが分かったところでパンツの見せ合いっこから始めましょうか。」 「いや出来ればもっと普通に始めたいし、お前のはもうすでに見ちまってる。」 |