「リヴァイ兵長、まだ怒ってるんですか?そろそろ私と会話をしましょうよ。」
「………。」
「もうかれこれ一週間ですよ?兵長が私を無視アンド目すら合わせずにいるの。」
「………。」
「ねぇ兵長ぉ……聞こえてますぅ…?なんかこれわりとキツイんですけどぉ…。」
「………。」
「……」


リヴァイ兵長が私を無視する。徹底的に無視をする。
なので、わき腹をツンツンしてみる事にした。


「へーいちょー?」


するとやっと反応を示してくれた兵長。うん。すっげー睨まれた。


「あ、すみません殺さないで下さい。」
「殺されたくなかったら今すぐ俺の部屋から出て行け。」
「それは嫌です!……って、あ!やっと返事してくれたー!わーい!」
「………チッ」
「もう兵長、ほんと頑固なんだからあ!」
「言っておくが俺はまだお前を許したわけじゃねぇ。」
「え〜…だってもう何度も謝ったじゃないですかぁ…」
「謝ればいいってもんじゃない。行動を改めなければ意味がない。お前はそれを分かってねぇ。」
「…確かに、兵長のシーツによだれを垂らした事は申し訳ないと思ってますよ?本当に。」
「……それだけじゃねぇだろ」
「………確かに、兵長のベッドで勝手に寝ていた事は、悪いと思っていますよ?」
「…で?」
「……確かに……兵長の部屋に勝手に侵入したあげく、勝手にベッドに入り思う存分クンカクンカした後、いつの間にか寝てしまって兵長とイチャイチャする夢を見ながらシーツによだれを垂らしてしまった事は……事実ですが、後悔はしていません。(キリッ)」
「どうやら殺すしかないみたいだな。」
「ノー!」


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