「オイ、てめぇ何だその血まみれの手は」
「あ。兵長。お疲れ様です。今日は天気が良かったですねぇ。ポカポカして気持ちよかったです。」
「何世間話はじめてんだよ。その怪我はどうしたと聞いてるだろうが。」
「これですか?いや大した事ないんですけど、ちょっとドヂっちゃって」
「切ったのか?」
「いえ…私もエレンみたいにもしかしたら巨人化できるのかなって思って噛んでみたらこうなっちゃいました。」
「てめぇ何してんだよ!」
「ヤバイ痛いです。どうやら私は何の変哲もないどこにでも居るようなただの平凡な人間だったみたいです。」
「平凡な奴はこんな事しねぇよ……いくらなんでも噛み付きすぎだろ。何で噛み切っちゃうんだよ。」
「思い切りいった方がいいのかなって思って…」
「バカなのかよ。」
「兵長、血が止まりません。」
「早く医務室行くぞ。」
「はい。」


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