「前から思ってたんだけどさ」
「何をだ?」
「…そのカップの持ち方って、ウケ狙いだったりする?」
「……あ?」
「その変な持ち方。それってもしかしてツッコミ待ちだったりするの?」
「……。」
「だとしたら長いこと申し訳ないなって思ったんだけど。どうなの?」
「……ちげぇよ。特に何待ちでもねぇよ。」
「そっか。ならよかった。」
「……」
「…じゃあさ、あの掃除する時のスタイルは?あれはボケなの?」
「あぁ?」
「いや、だってさ。リヴァイってわりといつも掃除してるけど、どんな時でもあの完全装備でしょ?しかも似合ってないし。ボケなのかなって。だとしたら早くつっこんであげなきゃって思って。」
「……。別にボケてねぇ。本気だ。」
「へぇ、そうなんだ。……本気でやってんだ…。」
「オイ。馬鹿にしているのか?」
「や、してないしてない。」
「(こいつムカつく)」
「あ、じゃああれは?」
「…しつけぇな。何だよ。」
「いつもクソクソ言ってるのは?あれは冗談?」
「……。」
「なんかリヴァイってクソネタ多いよね。クソでも長引いたか?とか言うじゃん。あれも本気で言ってるの?」
「……あれは…」
「本気でクソが長引いたとか思ってんの?」
「……本気ではねぇよ」
「本気じゃないの?じゃあ冗談なの?リヴァイいつも冗談言ってんの?冗談が好きなの?」
「オイ、やめろ。そういう事はいちいち説明させるんじゃねぇ。」
「…ふーん。分かった。……じゃあさ、最後に…」
「何だよまだあんのかよ。うるせぇな。もういい加減にしろよ。」
「だから最後だってば。」
「チッ………何だよ?」
「その身長は、リヴァイ渾身のギャグだったりする?」
「…………。よし、分かった。殺す。ぶっ殺す。」


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