「リヴァイ兵長ってさ、あの身長で人類最強とかかっこよくない?」
「分かった。絶交しよう。」
「ちょ、待って待って。ごめんミカサ待って。」
「待たない。あのチビはおかしい。それを褒めるなんて信じられない。」
「褒めるっていうか…、すごいなって」
「ありえない。信じられない。」
「…でもさ、調査兵団の中にはリヴァイ兵長のこと慕ってる人達も普通に居たよ?もしかしたらそんな悪い人じゃないのかもよ?」
「あなたとは絶交した。ので、もう話さない。」
「……。分かったよ…もうリヴァイ兵長のことは言わないからさ。ごめんね」
「……」
「ねぇ。ミカサ?」
「……あなたは誰?」
「謝 っ て ん じ ゃ ん … !」
「……。」
「そんな睨まないでよ!悪かったって。ミカサはエレンの事ヤバイくらい大事なんだもんね。」
「…あのチビはあんな人前でエレンを蹴った。しかも歯が折れる勢いで。信じられない…しかもその歯も持っていかれた。なぜ?どうして?信じられない。エレンは私の家族。歯だって私のもの。それを持って行くなんて許せない。欲しい。あの時アルミンが止めていなければ…」
「マジでヤバイな。信じられないのはこっちも同じだよ。」


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