「ねぇねぇアルミン、相談があるんだけど…」
「ん、なに?実はリヴァイ兵長のことが好きなんだけどでも向こうはこっちをただの部下だとしか思ってないだろうし困ってるんだけどでもこのまま諦めるのも嫌だしいっそのこと思い切って告白でもしてみようかなって考えてみてもそれで断られて気まずくなるとこれから先調査兵団で肩身の狭い思いをする事になっちゃうからやっぱりここは慎重にいきたいんだけどでもこのままずっと片想いしてても切ないだけで兵長が振り向いてくれるとは思えないしどうしよう、とかそういう話?」
「聡い!!!アルミンまじ聡い!!ていうか聡スギ!!何で分かるの!?」
「見れば分かるよ。だって顔に書いてあるじゃないか。」
「いや顔に書いてるっていうのは普通そこまで深い心情までは読み取れないものだよ!?」
「で、提案なんだけど、やっぱ僕らは新兵だし入ったばかりでそこまで信頼関係とかも正直生まれていないと思うんだよね。だからとりあえずもう少し時間を置いてからいろいろと考えた方がいいんじゃないかな。兵長だってもしかしたら毎日忙しくて恋だの愛だの考えている暇もないかもしれないし。それに現段階では兵長の事もそこまで深くは知らないでしょ?だからもっと時間をかけて兵長の事を知ることも大事だと思うんだ。それからどうすればいいのか考えたらいいよ。今はまだその時じゃない。」
「そ、そうだね…わかった…」
「うん。がんばって。」
「なんかもっとゆっくり話したかったんだけど……まぁいいか…」


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