解説 / メモ | ナノ


世界観

創作で使用している主な世界観をまとめました。
基本的な部分は最初の項目に詰めてあります。

 超簡易版・世界観説明

▼想奏の箱庭[そうそう の はこにわ]
サイト内表記……箱庭、箱庭世界
現代に似て非なる世界。結界に守らた閉鎖都市。5つの区画にわかれており、魔法異能が存在している。一応海もあることはある。名前が漢字表記。
星零学園があるのはこっちの世界。

▼スフィアグレンツェ
サイト内表記……天体、天体世界
魔法があるファンタジーな世界。いろんな都市がある。名前がカタカナ表記。
魔法学校があるのはこっちの世界。

▼夢幻想地区[ゆめ の げんそうちく]
サイト内表記……夢の世界
全ての世界の人々の夢の集合体。人々の見る夢がシャボン玉のようになってそこかしこに浮かぶ空間だが、基本的にこの世界を視認することが出来るのは一部の人のみ。

▼現代
異能も魔法もないごく普通の世界。基本は架空都市。この世界に住む人々は他の世界の存在を知らない。

▼IF現代
夕暮れ怪奇譚』の舞台。現代が「異能の存在する分岐」を選んだ可能性世界。

▼不思議の国
サイト内表記……不思議の国、アリス世界、地下世界
創作アリス専用の世界観。それぞれの世界から落ちることで辿り着ける場所で別名「忘却の箱庭」。異能や魔法は一応存在している。

それぞれの世界は『』で繋がっているため、理論上はそれを通ることで行き来が可能となっている。また、各世界観の共通事項としていつからか夢魔(異形、魔物と混同されることも)が現れるようになった。
※これ以外にも多数の世界が存在し、全ての世界に細部は違えど『扉』も夢魔も存在する

以下詳細

 各世界の関係

あらゆる世界はそれぞれ『』と『夢』で繋がっている。例外としてどの世界も不思議の国とは明確な繋がりがなく、強いて言うなら『穴』が『扉』の役割を果たす。
意図的、一方通行、無意識などの差はあれど全ての世界は繋がっているので行き来が可能である。主な方法は『扉』の使用だが、世界の移動などそう簡単にできるものでもないので様々な制限が存在する。

 想奏の箱庭[そうそう の はこにわ]

サイト内表記……箱庭、箱庭世界
簡易地図(別窓):

現代に似て非なる世界。昔起きたとある事件をきっかけに異能の存在する閉鎖都市という未来を歩んだifの日本。
都市部および一部海域が結界で守られている状態で、都市の外には廃墟群が広がっている。一説によると魔物の類が出没するらしいが、調査が進んでいないため真相は定かではない。

世界が分岐するきっかけとなった事件が起きて以来、魔法や異能の類を使う人々が現れ始めたとされている。現在では遺伝的に素質のある者が生まれるのが一般的だが、当時から後天的にそれを発現させる者も一定数存在する。共通しているのは「成人前に発現する」こと。比率としては異能者4:一般人6程度と言われている。

都市部は中央区画、および東西南北の計5区画に分けられている。結界の有効範囲の問題で全体的に縦長の建物が多い。
東側の都市は海に面しており、残りの北、西、南の都市は外周が壁に覆われている。
区画間の移動は列車やバスなどの交通機関が主流。列車が地上を走るのは壁沿いの環状線だけで、都市部は少しでも人の住める場所を確保するため地下の路線、あるいは上空の路線(モノレールに近い何か)になる。

いつからか夢魔が現れるようになってしまった。
それらの対策として全体的に街灯が多めに設置されている。これは夢魔の「影などの黒い場所から出てくる」という特性を気にしたもので、物理的に広範囲の影を減らそうとした結果らしい。

元は日本のため妖怪の類が暮らしているとかいないとか。

 スフィアグレンツェ[Sphere Grenze]

サイト内表記……天体、天体世界

魔法が発達したファンタジー系の世界。
基本的にこの世界の住人は皆生まれた時から魔法を扱うための素質を持ち合わせているので、簡単なものなら誰でも使うことが可能である。異能に関しては先天性、後天性の差はあれど使える者も存在する。発現するのはこちらでも成人前の子供のみらしい。

遥か昔から魔法が存在していたこともあり、魔法を使った機械技術や生活環境などが完成しつつある。列車は空中や水上を走り、魔法を動力としたものも多数存在している。中には古い書物や遺跡に残された技術を使用しているものもあるようで、実は原理がわかっていない……なんてこともあるとか。

こちらの世界にもいつからか夢魔が現れるようになっているが、明確な時期はやはり不明。

実に様々な都市などが存在するが、その中でも首都には「下層区画」と呼ばれるいわゆる地下都市が形成されている。地下に広がるという性質上怪しげな店が軒を連ねいたり、身寄りのない者が集まる傾向にある。ちなみに長い年月をかけて色々な人が掘り進めたため無駄に広大。

この世界にはヒトとはすこし違う様々な種族が人知れず暮らしているらしい。

 夢幻想地区[ゆめ の げんそうちく]

サイト内表記……夢の世界

人々の夢の集合体。基本的に夢の中でしか立ち入ることはできないが、そもそもこの世界を認識している者は少ない。ここがひとつの「世界」であるとなんらかの形で認識したとき、はじめて存在を知ることになる。

外側から見た感じとしては夢の数だけシャボン玉があたりを漂っている状態。シャボン玉の中はある人の見ている夢と同じ景色が広がっており、それに触れることで「夢渡り」という空間移動系の魔法が成立する。

 現代

サイト内表記……現代

特に書くこともない現代日本。出てくるのは大体が架空都市。
魔法も異能も存在しないが、一応『』や『夢』で他の世界と繋がってはいる。が、この世界の住人は別世界から渡ってきた者を除き、誰もが皆他の世界の存在を知りはしない。知っていたとしてもおとぎ話の類として受け止める者が殆どになる。

 IF現代

サイト内表記……怪奇譚軸、if現代

上記の現代世界観が異能のある分岐を歩んだ可能性世界。主に『夕暮れ怪奇譚』の舞台となる。
この世界では長い時間語られた話が力を持つ。異能者もこの法則が生み出したもの。
夢魔は奇妙な現象を起こす化け物がいるという一種の都市伝説として各地で様々な説が語られている。
異能者と一般人の比率は2:8か下手をすると1:9程度らしいが、基本的に彼らは隠れたがるため正確な数値は不明。

 不思議の国[ふしぎ の くに]

サイト内表記……不思議の国、アリス世界、地下世界

各世界から落ちることで辿り着くと言われているワンダーランド。アリスモチーフ。
「落ちることでのみ辿り着くことが出来る別世界がある」という御伽話が存在するが、それと同時に「落ちたら二度と帰ることは叶わない」とも伝えられている。実に一方通行な世界である。
ちなみに別名は「忘却の箱庭」。

落ちた先は地下世界のはずなのに上空には綺麗な空が広がっている。もちろん時間によって空の色も変わるし天気も変わる。
森の面積がやたらと広い。中心部には湖があり、そこに浮かぶ小さな島には時計塔がある。誰が言い出したのか通称『時計島』。
国の北部はほぼ赤の女王の領地。

この世界における最大の謎は「繰り返す時間」。
時計の針が午前0時を回っても日付が変わることはなく、とある日で止まったきり未来へと進むことはなくなってしまっている。不思議の国の住人は、もう何年もの長い間「同じ日」を繰り返し生活していることになる。
そのためこんな噂話が囁かれている。曰く、この国の時間を進めることができるのは『アリス』だけだ――と。

この世界にも当然のように夢魔が現れる。しかしここは他の世界とは完全に隔絶されているため、住人達には突然現れた謎の生き物という認識しかなく「魔の影」と呼ぶ。影と言われるだけあって主な出現時刻は昼間〜夕方。日が沈むと勝手に消え、夜は現れることがないという不思議な性質を持っている。
ここにも魔法異能を使える人間は存在するが、箱庭や天体と比べると人数はかなり少なくなる。そのため身を守るために武器を携帯している者が多い。

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