優しい時間 ブリデヴァ
「ヤらせろ」
「は?」
あまりに唐突な回戦の狼煙だった
《優しい時間》
「やるって・・・・何をするんだ」
「セックス」
「私もお前も男性型の筈だ。」「実はお前は元は女性型なんだ。少し体に筋肉があるだけだ」「・・・・・そうなのか」信じたデヴァイン。
「あぁ。私が生まれてすぐにお前を見たが、女性型だった」熱弁するブリング。
「そうかそうかそう見えたのか・・・・それはそれは・・・・・・・・・・・・幸せな脳みそだな。」デヴァイン、憐れみの眼差しで対を見た。
「嘘じゃない」
「絶対嘘だ・・・・・っ」
ブリングの唇と重なるデヴァインの唇
「んぅ・・・・やめ」
「っ」
侵入してくる舌にデヴァインは抵抗したものの
「んっ・・・・ふっぁ」
完全にデヴァインが圧倒されている。
ブリングの手はデヴァインの服にかけられた。
進行した手は胸板にある蕾を抓った。
「んっんんんっ」
「うるさい」
ブリングは唇から離れ、胸板に咲く蕾に吸い付いた。
「うあぁぁ・・・・・ん」
唇で挟んだり、舌先で突いたりと、器用に舌を動かしてくるブリングにデヴァインは成す術もなく鳴き喘いだ。
そして、とうとう達してしまった。
『ちゅっ』
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」ベッドに倒れ込むデヴァイン。ブリングはデヴァインの自身を確認するため、ズボンを脱がした。
「出したか」
「うるさい見るな」
「んっ」
「っぁぁぁ」
突然ブリングが口淫を始めたのだ。
「汚・・・・・やめ」
「じゃあ、さっさと出せ」
『じゅっ』
「ぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・・やっ、出る」
「だから出せ」
「喋るな、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「んんっ!?」
「やあぁぁぁぁっ」
デヴァインはそのままブリングの口に出した。
「苦い」
口元に着いた精液を指で掬い、ペロッと舐めるブリングをデヴァインは睨みつけた。ブリングの口が開いた。
「女並だな」
「何・・・・が」
「声から達しかたから何まで全て」
「黙れ・・・・・」
「口だけは達者だな。」
ブリングはデヴァインを持ち上げ、前座位になるように自身の先をデヴァインの蕾にくっつける。
「貴様・・・・・」
デヴァインには自分の足で立つ力が完全に抜けている。
ブリングが腕を下ろせば完璧に挿入せざるを得ない。
「やめろ」
今そんなことをされれば、デヴァインは明日は起きれなくなるだろう。
「無理に決まってるだろう」
そう言ってブリングは腕を下ろすことなく、デヴァインの腰を掴み、一気に挿入した。
「やっ・・・・・あ」
デヴァインの背中がいきなりの快感にのけ反った。
『ズッ、ズッ、ズッ、ズッ』
規則的な律動にデヴァインは頭の中が真っ白になった。
「ああ"あ"ぁぁぁぁぁぁっ」
勃ち上がる自身からは少量の白濁が飛び散っている。
「そんなに気持ちいいのか?」ブリングの腕は更に速まってくる。
「やあ"あ"あ"ぁぁぁぁぁぁっ・・・止めろ・・・・ブリング、やっあぁぁぁぁ」
『ちゅっ』
極めつけの自身へのキスで、デヴァインは白濁をブリングの顔に吐き出した。
「や・・・・はっ」
続く愛撫にデヴァインは鳴きつづけた。
END
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