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ありがとう【はちゃめちゃ☆編集会社】


俺がアイツの秘書になって1年がたつ。
相も変わらず同じヘマして馬鹿をする社長だ。

「秘書ーーー!!」
「なんですか、社長」

冷たく返す返事。
まぁ、めげないのはわかってる。

「イヤン、冷たい!でもそこがス、キ!!」
「はいはい、って何ぶらさげてんだよ。」
「おしゃれでしょ?」

猫を首からぶら下げる馬鹿を俺は初めて見た。いや、ふつうねぇだろ。
おしゃれじゃねぇよ。

「秘書、秘書、あのね…」
「なんっすか」
「……イヤン、見つめちゃ!えっちぃ!」

……チッ(舌打ちw

「ぎゃぁぁぁっ!ごめんなさい!仕事するから許してぇぇぇぇ!!」
「しばらくロッカーの中で静かにしていていください。いや、してろ。」


ロッカーに閉じ込めて数分たった。
俺もその場を離れず仕事をする。
すると彼女の声が…

「秘書、いつも迷惑かけてごめんね…
そんでもって、ありがとう」
「!!…いえ、俺のh「これからも迷惑かけるからヨロピクミン!!」

……(イラッw

「あと3時間こもっててください。」
「なんでぇぇぇ?!?!」


彼女からお礼を言われると思ってなかったから、嬉しかったのに…
チッ、俺が甘かったぜ。
もうちょっと疑うスキルをあげるか…


でも、

「俺の方こそ、楽しい毎日をありがとう」





『ありがとう』


「秘書!今なんかいったでしょう!」
「いってねぇよバーーカ!!!!」




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