▼おまけ
「のう三成」
「なんだ刑部」
「主の天女なのだが、なにやら淋しそうに庭を眺めておったぞ」
「それがどうした」
「そういえば藍は仕事でおらぬというし、天女様はお一人で淋しいのだろうな」
「………」
「そういえば半兵衛様が忙しそうにしておったの。猫の手も借りたいそうだ」
「刑部」
「どうした三成」
「私は少し用事を思い出した。少し席を外す」
「あいわかった。天女は主の部屋の前におるぞ」
「………」
▼お題お借りしました。
たとえば僕が様
100902緋色來知
こんなやり取りがあったに違いない。
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