「コーヒー、飲みますか?」
「「あっ・・・はい」」
カフェに来たのだから、何か飲むのは当たり前だろうに、今気付いたみたいな反応をする2人がおもしろかった。
少しして、カップをトレーに乗せ、席まで持っていく。
黙って見つめられていて、緊張しつつも2人の前にカップを置く。
それから、テーブルの真ん中にミルクとお砂糖を置いた。
「どうぞ」
「わぁ、いい香り!いっただきまーす!」
「い、いただきます」
お姉さん?は少しのお砂糖をいれて、ふぅ、と冷ましてから飲み、
弟くん?はミルクとお砂糖を多めにいれて、あち、と言いながら飲み始めた。
「おいしい!」「おいしいっス!」
満面の笑みでそう言ってくれて、照れくさいような、嬉しいような気持ちでいっぱいになる。
「ありがとうございます」
トレーを持ったまま、そう答えると、2人はさらに嬉しそうな顔をした。
カウンターに戻ろうとすると、
「あの!!」
と、弟くん?に声をかけられて、振り返る。
「何ですか?」
首を傾げて問う。
すると弟くん?はまた、えーっと、とか、あー、とか言いながら髪をぐしゃぐしゃっ、として。
「その、もし良かったら、なんスけど」
覚悟を決めたように、ばっとこちらを見て、
「おはなし、しませんか」
と、言った。
「いいですよ」
そう答えると、さっきまでの緊張が嘘だったかのように、また笑顔になるのだった。
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文才なくてごめんなさい・・・
しかも全然更新してませんでしたし。
頭の中ではできてるのに、いざ文章にしようとなると、上手く書けないんですよね・・・・・・
でも、コツコツがんばります!
読んでくださってありがとうございました!