05.




[緒橙視点]








お風呂から出て直ぐに冷蔵庫に入ってた
コーヒー牛乳を手に取った。

ぐびぐび飲みながら歩いてると、
向こう側から見覚えのある四人を発見!








水希「お!お疲れさん」






丸井「や、やばい…」



桑原「流石に25周はキツいよな…」





やっと今ランニングが終わったみたいの
ブンちゃんとジャッコーとにおーと赤也だ!


すごい死にそうな顔してるけど…?





桃子「お疲れ、ちゃんと水分取って
マッサージするのよ。次の日に響くから」



仁王「流石じゃの敏腕マネージャーさん」



桃子「はぁ?ケアは普通でしょ」









切原「てかてか!風呂上がりっすよね?
…何かエロい!」



水希「うわ、何言ってんのお前!」



緒橙「えー!?エロく見られるなんて
あたし、は・じ・め・て!」



丸井「ぷ、確かに緒橙にエロさはねぇーよな」



緒橙「ちょっとー!?」



桃子「別に髪の毛上げてるだけでしょ」



切原「それがいいんですって!あと服も…」






仁王「はい、赤也ストップ」



切原「えー!なんでっすか」



仁王「緒橙を除く二名が引いちょる」



桃子「…」

水希「…」





切原「ゲッ」



緒橙「あたしは嬉しいよ赤也!うへへ」



桑原「お前は黙ってればマシなんだけどな」














桃子「さぁ、もうすぐ夕食の時間でしょ。
あなた達も急ぎなさい」



丸井「!」



切原「本当だ!んじゃ先輩達また後で!!」





桃子「私達も部屋に戻りましょ」



水希「だなー!腹へった!」










バタバタとかけていくブンちゃんと赤也、
その後にジャッコーが慌てて追いかけていく


その背中にヒラヒラと手を振り、
桃子と水希を追いかけようとしたら
肩をトントンと叩かれる














緒橙「あれ、どうしたの?」



仁王「お前さん、普段もそうやって
髪の毛あげてた方が可愛いぜよ」







まだ半乾きのポニーテールの髪に
少しだけにおーが触れる







緒橙「……!?」






反射的ににおーから離れると、
その大袈裟な反応がおかしかったのか
子供みたいな表情でケラケラと笑った











緒橙「え!?は?何?どしたの!」



仁王「そう身構えなさんなって、
からかっただけじゃ」



緒橙「なんだよー!!!」








あたしが言い終わるとにおーは
んじゃ、と手を上げ三人の元に足を進める


















緒橙「ハッ!いかんいかん!!」






チャラチャラ攻撃の餌食になる所だった!!



自分の頬をバシンと叩く。
赤くなったほっぺはその衝撃からなのか、
はたまた…







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