03.















丸井「嘘だろぃ…」






桃子「なに?」






切原「うわ、間近で桃子先輩を
見られる日が来るなんて…!」




仁王「まさか赤羽桃子が来るとは
一ミリも思わなかったぜよ」



桑原「緒橙、何したんだよ…?」



柳「彼女は元マネージャーだからな、
ナイスな人選だ緒橙」



緒橙「ういっ!!」





幸村「桃子さんが来てくれるなんて。
ふふ、嬉しいよ
入学式の時は全力で断られたしね」




桃子「気まぐれよ。でも、あなた達の
世話をするって決めたからには
厳しくサポートするんで」





柳生「これは頑張らないといけませんね」



仁王「俺等はブランクもあるしのぅ」



水希「つってもソツなくこなすのがお前等だろ」



丸井「へへっ!!」















幸村「じゃあスケジュールの事を教えるね」



真田「日程は来週からの一週間だ。
各自忘れ物が無い様ちゃんと準備を整えておけ」



柳「三人はテニス練習時は手伝いを頼む。
分担については赤羽が指揮をとってくれ」



桃子「分かったわ」





幸村「自由時間とかは旅行だと思って
好きに使っていいからね
あ。でも遊びすぎて疲れたって
次の日遅れないようにね、緒橙」




緒橙「え?!名指し??」



仁王「水希も朝弱そうじゃしのぅ、
気をつけんしゃい」



水希「そのセリフ、
お前とブン太には言われたくねー」



丸井「は?!遅刻なんかしねーよぃ!」





























柳「赤羽」



桃子「柳?何かしら」












柳「あの二人は裏表何もないからな、
一緒に居て安心していいと思うぞ」



桃子「……」



柳「その様子じゃ、少なからず
信用してはいるんだな」



桃子「…なんの事かしら?」





柳「フッ、まぁ頑張れよ」






















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