32.
13:XX
緒橙「あ!やぎゅー戻っててよかった!」
柳生「おや?何か用でしたか?」
緒橙「あのね、はいコレ!」
柳生「チョコレートですか!
ありがとうございます」
緒橙「えへへ、そうだ!
前話してた子からチョコ貰えた?」
柳生「·····!!それは」
緒橙「あーにやけちゃう、
ごめん、うへへへへ
これは日頃の感謝チョコだから
気にしないで受け取って!」
柳生「は、はぁ·····」
14:XX
緒橙「(あとは、弦ちゃんとやなっちと赤也·····
あ!ブンちゃんもさっき渡し忘れちゃった)」
真田「む?」
緒橙「ナーーーーーイスタイミング!」
真田「ちょ、やめんか!腕に抱きつくな!」
緒橙「あはは、ごめんごめん」
真田「ないすたいみんぐと言っていたが
俺に何か用か?」
緒橙「うん、これ!チョコ!」
真田「な·····!」
緒橙「ああぁ嫌な顔しないで!
日頃の感謝で作った
お世話になりましたチョコだから!」
真田「そ、そうか。
では受け取ろう、ありがとう」
緒橙「ほっ·····てか弦ちゃんも
チョコ拒否派?なんだね」
真田「いや、チョコに罪はない!!
朝から校内が煩くてけしからんからな!
そもそもバレンタインと言うのは
ローマ帝国の時代に····」
緒橙「あーご、ごめん!
そこら辺あたし分からないからパス!
ところでやなっち見なかった?」
真田「む、そうか。蓮二なら彼女の所だろう」
緒橙「分かった!ありがとう!」
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