26.




[水希視点]













白菜、人参、もやし、ネギ、豆腐、豚肉


均一に切りそろえた食材をお鍋に並べ、
スーパーでオススメコーナーに置かれてた
豆乳鍋の元を加える











グツグツと沸騰した音が鳴ってから
自室に持って行きナフキンの上に
乗せれば準備は終わりだ。



















緒橙「はい、取り分けたよ!」



桃子「ありがとう、美味しそうね」



緒橙「やっぱ冬はコタツに鍋だよね〜!


ね、水希!」













水希「あ、うん、そうだな」












私の家には再び二人が訪問している。

久しぶりに鍋が食べたいと桃子の
リクエストで先程スーパーに行き
急いで準備をした。




コタツは緒橙のリクエスト、
わざわざリビングから運んで用意をした。












「デデーン!ってなんでやねん!」

















桃子「水希はガキ使派なのね」



水希「桃子は紅白派?」



桃子「母が毎年紅白を見るのよ、
正直私はなんでもいいのよね」



緒橙「あはは!あの芸人さん、お尻痛そう!」















大晦日、

たまたまテレビをつけたら
年末を感じさせる番組で
一年の終わりを物語っているかの様



















緒橙「あ!ゲスト女優で栗林ちせ出てる!」



桃子「何で芸能人ってあんなに綺麗なのかしら」



緒橙「いやいや、桃子充分でしょ!?」












「酷い、あんまりだわ!」
















画面に映る旧友は泣きながら演技をしている

勿論、お笑い番組なので
オーバーな身振りだけども。















水希「(あいつにも連絡しないと)」














画面を見ながらゲラゲラ笑う緒橙に、

ちせに対して嘆く桃子、



二人の様子を見ながら
よそわれたお鍋に箸をつけた











うん、暖かくて美味しい。













緒橙「さて、お鍋にコタツ。
お笑い番組ですっかり
体も暖ってきた事ですし」



桃子「教えてちょうだい?水希」

















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