14.
[水希視点]
学園祭も無事に終わり、
私達は都内まで足を運んでいた。
緒橙「んー、どこだったかなぁ」
緒橙が打ち上げしたい!と
騒いでうるさかったのでお目当ての
カフェを探しながらブラブラとしていた
緒橙「いやー今年も盛り上がったね!」
桃子「緒橙に適任だったわね、
ミスターコンの司会」
緒橙「楽しかった!」
水希「ブン太が優勝したならミスターコン
最初から見たかったー」
緒橙「ブンちゃんめっちゃカッコよかったのに
タキシード辞退しちゃったんだよね。
あ、水希の劇桃子どうだった??」
水希「お、桃子来てくれてたのか」
桃子「ええ、でも水希は流石ね」
緒橙「みんなにはバレてないの?」
桃子「話題にはなってたけど、
まさか水希とは皆思ってないから」
水希「まぁそうだよなー。
てか緒橙お目当ての店はまだー?」
緒橙「もうちょい歩いた所だった気が!」
軽く迷子状態になりながらも、
文化祭の話題をしながら歩くのは今までに無い経験
こんな何気ない事も楽しいもんなんだ、
と考えていれば突然緒橙の足が止まる
緒橙「あれ?」
「お、緒橙!!」
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