「ア、アンタなんて何とも思ってないんだからね!!」

「オレだって思ってねえよナマエの事なんて!」

「なら何で今一緒にいるのよ!?」

「別にナマエと居たくているわけじゃないんだからなっ!これは……兄貴を待ってるからオレも仕方なく、なんだ!」

「私だって!!あ、…べ、別にさっきの台詞アンタなんて気にしたわけじゃないからねっ…!」

「そんなことわかってるっての!!」

「アンタが一人だと可哀そうとか……そういう憐みから私がわざわざ付き合ってあげてるの!!勘違いしないでよ!」

「オレだって別にお前が一人で待つのは寂しいだろうななんて考えてないんだからな!!?
そっちこそ勘違いすんなよ!」


「か、勘違いなんてしてないんだからね!!アンタがわざわざ一緒にいてくれて嬉しいとか、私のこと気にかけてくれてるんだとか思ってないんだからぁ!!
もう、別にそういうわけじゃないの!!」

「オレもそんなことないんだからな、ばか!!」

「ばかっていった方がばかなのよこのばかぁ!!」





「遂に…この時がきちまったな……」

「こんなの、ずっと来なければよかったのに…」

「……今日は」

「?」

「…風が騒がしいな」

「……うん。でも、この風少し泣いてるみたい」

「行かないと、な。この風は街によくないものを運んでる…」

「わかってるよリフティ。……私たちが、行かないと」

「…急ぐか」

「うん。風が、止む前に…」





「遂にこの時がやってきたよリフティ…!!」

「本部の奴らは何もこんな時間に呼び出さなくてもいいっつーのにな」

「全くだね。でもまあ仕方ないでしょ、能力者なんて年々数が減ってるみたいだしぃ?」

「人遣いが荒いよなぁ…まあ仕方ねーんだけど。こんな能力持って生まれちまったんだから」

「本当はここでゆっくりしてたいんだけどねえ」

「地球の命運がかかってんだよ。…ま、精々死なないようにな」

「そっちこそ、リフティ」

「フッ…んじゃ、いっちょ行く「毎日毎日何やってんだお前ら」





休み時間演劇部



(何って…えーと、今日は厨二ごっこで昨日が文学少女ごっこ、一昨日はツンデレごっこだっけ?)
(いや、そういうこと聞いてんじゃねぇよ!!)
(放課後に兄貴待ってる間ヒマなんだよ)
(私たちがこういう戯れに走っちゃうのも仕方ないよねー)

(それやってるお前らの元に行く俺の身にもなれ。っつうか一個確実にどっかで見たネタが(あーあー聞こえなーい!!)オイ!)










有名な"文学少女シリーズ"ネタ。ホントはあの場面に[ポテチ半額だってよ!]ってシフティ割り込ませたかったけど、シフはそんなキャラじゃないから自重。
いやまあ、この学パロ大体キャラ崩壊ですけどね!



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