03/28 ( 23:26 )
犬が死んだ

なにもかもおしまいになるかと思っていた

夜がきつい


02/29 ( 00:25 )
骨を見に行くデートをしよう
生まれ変わったらどんな骨格を持つか相談しよう

全部燃やそう
全部洗おう
全部捨てよう

01/04 ( 00:43 )
煙草の煙が目に沁みる
自分の新しい香水のにおいだけが頼りで
もう誰も追いかけてこないし
冬は星がきれい

10/07 ( 21:29 )
水色のあの街へ

02/15 ( 03:15 ) 音/給水塔
わたしはこの犬が死んでしまったら、花を手向け最後の姿の写真を撮るのだろうか
火葬した骨を触るだろうか
持ち帰るだろうか
こたつでキツネ色になっているこの犬が死ぬのだろうか
死んでも甘くにおうのだろうか
どうすればひとつになれるのだろうか



わたしたちが後生大事にしているこの距離はなんなのだろうか
大事にしている間だけ特別でいられるのだろうか
どうせ一緒になることはないと、もっと気軽な関係になればいいのではないか
いつか違う形で、一緒になれればいいのではないか





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