人物名鑑
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神話体系
『せかいは ひとつ じゃなかった。
そんな せかいが ぼくは かなしかった。
だから ぼくは いらない せかいを かがみの なかに すてることにした。
コクリン神話書 始まりの一文』
神話体系は唯一神教。ユヌの泉の真ん中に位置する『くちたとりで』から繋がるとされる神界に一匹でいる伝説のポケモン、ロンリギヌスを信仰する。
信仰の形は原理主義者が多くこの世界はロンリギヌスに『捨てられた』世界だと声を上げ、元のロンリギヌスの世界に帰属することを望む。その過程でロンリギヌスが世界を切り捨てる際の神代の世界にいた人間で最も血の濃い『女』を神子とし世界を開く修練をさせる。『女』を選ぶのはロンリギヌスが男性寄りのポケモンとされているからである。
神子は徹底的に思想を植え付けられ閉じ込められて一生を祈りに捧げた者もいる。
民族事情
神代の血が入ったカミヨリの民、その後入ってきた移民たち。原理主義者はカミヨリの民に多く、移民たちは当然今の神子体制を受け入れられないが、カミヨリの民はバトルに長けた者が多く力ずくで黙らしている状態。尚、移民にも原理主義者は存在する。
映し身
『くちたとりで』で16歳の成人を迎えるカミヨリの民が成人の儀を迎える場所。ロンリギヌスがかつてしたように鏡の前で目の前の穴に自分の要らないものを捨てる。これには神子も同伴する。
成人を迎えることでカミヨリの民は会合に出る権利を得る。
会合
どうすればロンリギヌスの世界に戻れるかを定期的に議論したり、神子に意見を献上したりする集まり。成人済のカミヨリの民でできている。
リーダーが三年前ミズチという男に変わってから唐突にリーグ開発を始めた。ただしその際こちらの信仰に口を出さないようにという約束は取りつけている。
嫌われ博士
フラン博士のこと。始まりの町、シダオリタウンに住む。人が嫌いで、博士として最低限のことしかしない上嫌味な性格のためその名の通り嫌われている。しかし新人トレーナーになるためには彼の元を訪れることが義務づけられている。
元々学会から追われコクリンに逃げ込んだが理由は不明。ミズチがリーグ契約をかわしたことで存在が見つかり、問題は有耶無耶に。今はコクリンで新しく見つけた三匹のポケモン、草タイプのダンレオ、炎タイプのメラチラ、水タイプのシュプドグを新人トレーナーに渡している。
コクリンリーグ
できて間もなく、南西に位置する高い塔となっている。できてから三年経っても欠番のジムリーダーも多く、特例でジムバッジ五個での挑戦を認めている。カミヨリの民からは煙たがられている。
