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ほのかにぬくい

エリー、動物スリッパをひらかしてドヤァ。

「何でそんなテンション高いわけ」
「君が履いたらもっと可愛いと思うんだよね!」
「断固お断り」
「ならば強行手段に出るまで!」

エリー、ベッドに腰掛けるリョーマの前にひざまづき、足をとる。
それからスリッパを無理やり履かせる。

「ちょ…っ」
「できた!…あ、うん、やっぱかーいい!」(ご満悦)

リョーマ、読んでた雑誌をエリーの頭へバーン!
エリーが痛がってる間に部屋を出ていく。

「いずこへ?」
「トイレ」

そのまま出ていくがスリッパを脱がなかったしまあいいか
その夜、まだスリッパはきっぱのリョーマにたいそうもだえるエリーだった。

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