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愛が試され…る?

たったらたったた〜ん!

「はい、こんにちは皆様。『ネタはあるけど書けないので会話文でムリヤリ更新しちゃおうぜ委員会』の会長兼司会のエリーでっす!」
「……」
「こちらは同じく司会兼突っ込みの越前リョーマ君でっす!」
「帰っていい?」
「もちろん、ダメー」
「…」
「今回のネタは管理人のお友達さんより去年頂いた、題して!『こんなこと言うリョーマは嫌だ!』です!」
「下らないうえに去年のかよ」
「はい、さっそく突っ込んでくれましたリョーマ君。キっツイお言葉!」
「管理人…てかエリーの気まぐれで振り回されちゃ堪ったもんじゃないんだけど」
「あたしかよ」
「お前」
「いやいや今回はあたしからじゃねーし…まぁいいや。嫌でもやってもらいます」
「…最悪」
「ファイト! あ、もしかして不安だったり?」
「不安?」
「だいじょーぶだいじょーぶ!あたし、どんな越前さんも愛せる自信あるから…!」
「そんな自信、ドブに捨てちまえ」
「はいはい、ではいってみよー!」
「…はぁ」


―――THE・ナルシスト―――
ある日エリーちゃんは、鏡に映る自分を見ながら呟くリョーマ君を見てしまった。
『やっべ、オレ可愛すぎ…///』

「どこぞの跡部だ!」
「跡部?」
「君で言う“サル山の大将さん”」
「あー…」
「まぁ実際可愛いから何とも言えないNE! はい次」


―――THE・生意気―――
ある日カチロー君は聞いてみた。
『何でリョーマ君はそんなにテニス上手いの?』
『ハッ!才能に決まってるでしょ』

「こーゆーキャラだったら好きにならんかったろうな…」
「じゃあこういうキャラにすれば良かった」
「ぇええ」
「冗談」
「…確かに才能もあるけど、それで天狗にならないからリョーマはカッコイイんだしな!」
「…あっそ」


―――THE・危ない趣味―――
『ブチョー』
『む…?何だ、越前』
『むしょーに女装したいんスけど、どうすればイイっスか?』

「すればいいと思うよ!さぁリョーマ、これを!」
「…それ、何」
「不二先輩から借りた氷帝の制服。男も女もどっちもあるよ!さぁ!」
「…誰が着るか!」
「ぶぎゃっ……ちなみに、入手ルートは秘密らしいです。次ー」


―――THE・い○ご100%―――
男子中学生らしく、某漫画で盛り上がっていた。
『あーいいよな。越前は誰が好き?』
『馬鹿。越前が知ってるワケな…』
『俺?もちろん黒川先生がスキに決まってるでしょ』

「熟女趣味でっか。ちなみにあたしはみんな大好きだ!」
「聞いてねーよ」
「ハッ!真中みたく、懸垂しながら告白したらリョーマもOKしてくれるかな!?」
「誰かは知らないけどとりあえず、ない」
「…シクシク。つ、次!(…でも今度やってみよっと)」


―――THE・日本が好きなら―――
『どうした越前、ボーっとしてよー』
『…』
俯き、身体をぷるぷる震わせてるリョーマ君。
『え、越前…?』
『…あ゛ーっ、相撲してぇ!!』

「あたし以外に、しかも大勢の人に裸を見せるなんて…しかもしかも組んず解れつするなんて…嫌ぁああああ!」
「俺はそろそろエリーが嫌なんだけど」
「するなら相手はあたし以外ダメだかんな!」
「人の話聞け」
「あ、でも相撲の王子様はそれはそれで売れそうだね。次つぎー」
「…」


―――THE・小学生―――
喧嘩中。エリーちゃん優勢の様子。
『ふふん。何か言い返せるかい、リョーマ』
『…お、』
『お?』
『お前の…っ、エリーのかーちゃんデーベーソッ!』

「最初にこれ言ったの誰なんだろー」
「てか何この台詞」
「喧嘩の定番」
「こんな意味わからんのが?」
「何故デベソなのも知ってるのかってのも疑問だよねー。まぁリョーマが言ってたら萌ゆるけど」
「何で」
「萌えるのに理由なんていらないさ。次ぃ!」


―――THE・たまにはそんな時も―――
試合に勝ったリョーマ君。項垂れる相手に不敵な笑みを浮かべつつ、いつもの決め台詞を言おうとした。
『まだまら……っあ、』
『…え?』
シーン。
『…ま、まだまだだねっ』

「キュンてした」
「…噛んだことないし」
「これからもないとは限らない」
「…噛まないし」
「(かわいいなぁ)」


「で、これいつ終わんの」
「もっとやりたい所だけど、もうお開きだね」
「そ」
「楽しんで頂けたなら光栄です。さよなら〜」
「…」
「はい、君もやる!」
「…さよなら」
「メンドそうにしなーい。…あ、ちなみに思いついたら足していくのでシクヨロ」
「は!?」
「ではでは今度こそ、さよぉ〜ならぁ〜」
「…これ以上俺で遊ぶなー!」
「遊んでない。愛でてんだ」

真顔で言い切ったエリー、青筋立ててるリョーマ。その後、いつも通りの事が行われたのだった。
「ギャーー!」




ネタ提供Thank you友よ!

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