『召喚術』
その名のとうり、術者が命約を交わした者を呼び寄せる術である。 その点、精霊術や屍霊術は、その命約を行わない事から召喚術とは決定的に違う。
命約には専用の小さな杖が必要で、一本の杖で様々な存在と命約する事が出来る。 一般に命約を交わす対象となるのは妖精や魔獣、聖獣と呼ばれる類いの者が多い。 それら以外に、神獣と呼ばれる存在がいるが、命約を交わす為にはそれ相応の力を示す必要もあり、神獣と呼ばれる存在と命約を交わす事が困難であると思われる。 命約を交わす事に失敗すると、対象者に“喰われる”危険性があり、今では殆ど廃れた術“失伝魔術”と言える。
← →
資料集Top |