魔術とは“言葉”を用いて、何らかの現象を起こす事。
効果は術者の魔力に依存する。

人間以外の種（竜人や魔族、羽人等）は元来魔力が強い為“杖”を持たずとも術を扱う事が出来る。
しかし、人間は“杖”の力を借りなくては魔力が弱く、術を扱う事が出来ない場合が多い。
ただ、あまりにも力が強すぎる者は、逆に制御装置としての“杖”が必要となる。
人間の中にも稀に“杖”を必要としないで術を扱う者が現れるが、これは余程天性の才能があるのか、はたまた“新羽人”であるのかも知れない。

“杖”以外にも魔術制御装置として扱われる事があるのは、本や指輪、あるいは剣などの武器類も例がある。