にんずう

ひとり にしないでって手を伸ばしても届かない気がした、

ふたり きりでいたいと何回望んだのだろう、

さんにん だと私はのけ者で、

よにん から煩わしくて、

ごにん で、人が多いと感じた、

ろくにん で代わりがいると思うようになった、

ななにん もいたら居場所が無くて、

はちにん いたら誰が誰だかわからなくなって、

きゅうにん いたら自分がわからなくなって、

じゅうにん で自分がいなくなった。
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2011/1/24

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