まえがき
――「世界」を読むにあたって――


 こんにちは、 sincere です。この度は当サイトにお越しくださり、ありがとうございます。
 ここでは、 ideal のメイン小説である「世界は結ばれる」を読むにあたっての注意事項を、いくつか述べさせていただこうかと思います。
 長くなりますが、どうぞお付き合いください。


 一点目、スタイルについて。

 この話は「夢小説」というよりは「名前変換小説」に近いです。

 sincere は無駄に真面目なので、いろいろと細かく設定を考えて執筆しています。主人公(夢主)も、その血縁者たちを含めたオリジナルキャラクターも、その他『ハリー・ポッター』に登場するすべての人物(モブだけじゃないです、ハリーだって含まれてます)を、自分なりに考えて描き出しています。具体的な設定がないと、流れのある長編小説は書けないのではないか……そう思っています。

 そのため「夢主」ではなく「オリキャラ」のような主人公になっており、他の原作登場人物も、何人かキャラを捏造しているような形になっています。ご容赦ください。

 「もっと自由に想像できる夢主にしてほしい」「このキャラがそんな行動をするのは嫌だ」「キャラを変えるのはやめてほしい」などといった要望があっても、あまり応えられません。あくまで sincere の自己満足の作品だということを、ご理解ください。


 二点目、話の「流れ」について。

 この話は、 sincere の感情・主観を多分に含んでいる小説です。そのため、原作とは違う「流れ」になってしまいます。

 いわゆる「救済」要素として、敵である人物が味方になったり、死ぬはずの人物が死ななかったりします。逆に悪くなる部分もあり、原作ではない仲間割れを起こしたり、生きているはずの人物が死んでしまったり、いろいろと変わる箇所があると思われます。

 また、変わらない部分もあります。おそらく多くの方が「救済してほしい」と切望される人物(一応ネタバレ防止として名前は伏せておきますが、きっとお分かりでしょう)は、今のところ救済するつもりはありません。救済してしまうと、 sincere の考えている設定に綻びが出てしまう可能性があるのです。

 ご要望はなるべく考慮しますが、どうしても承諾・反映できないことがあります。ご理解とご容赦を願います。


 さて、長々と書いてまいりました。 sincere が申し上げておきたいことは以上です。

 最後まで目を通してくださり、ありがとうございました。これからもぜひ「世界は結ばれる」をお楽しみください。

 以上、sincere でした。

2013.11.11.
2014.10.22. 加筆修正