From
ひとみ 様

To
セドリックとエドガー

Question
この2人すごく好きです!とくにエドガーおもしろいです!
女の子について好みのタイプとかあったら教えてください!


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エドガー
「おもしろい? なにこれ褒められてんの?」


セドリック
「……たぶん」


エドガー
「ふーん……ならいいか。サンキュ。で、好みのタイプだっけ? 物静かで落ち着いた繊細な子に見えて、実は大雑把で意外と感情的で、ちょっと毒舌で腹黒いところがある、アンバランスさが魅力な東洋人女子」


セドリック
「え、そうだったのかい?」


エドガー
「え、ちがうのか?」


セドリック
「え?」


エドガー
「ん?」


セドリック
「……ごめん、誰の話してる?」


エドガー
「だから、好みの女子について、セドの意見を」


セドリック
「僕? 君のタイプじゃなくて?」


エドガー
「だって聞かれてるのセドだろ」


セドリック
「いや、君にも聞かれてるからね」


エドガー
「マジか。……マジだわ。なんだ、俺には『おもしろい』って感想だけで質問ないかと思って、ついセドの代わりに答えちまったわ。ははっ」


セドリック
「笑い事じゃないよ……というか、勝手なイメージで僕のことを言わないでくれるかい?」


エドガー
「えー? 当たってんだろ?」


セドリック
「当たってないよ」


エドガー
「は? マジ? 違うのか? じゃ、どんなのがタイプなんだよ」


セドリック
「そんなのないよ。だって、好きになった人が好きってことだろうから」


エドガー
「なにそのかわいい考え」


セドリック
「父さんと母さんがそう教えてくれたんだ」


エドガー
「あの二人は万年新婚ロマンチストだからなあ」


セドリック
「それで、エドの答えはなんだい?」


エドガー
「俺? んー、そうだなあ……構いがいのあるやつ、かな。ちょっと小生意気なやつとか、微妙にズレてる子とか。つまり、ちょっと周りからハブられがちなやつ」


セドリック
「……その言い方はどうかと思う」


エドガー
「なんか、そういうやつらを構って、自分に懐いてくれるようになったら、すっげぇ優越感じゃね?」


セドリック
「……………」


エドガー
「けっして! そんな冷たい目で見られなければならないような意味で言ってるわけじゃないからな?!」


セドリック
「……そう」


エドガー
「なんつーか、そういうやつらを見ると、声かけて面倒見てやらなきゃって気になるんだよ。うん。そんだけ! 兄貴気質!」


セドリック
「ああ……そういうこと。あれ、でも、それだと質問の答えになってないんじゃないか?」


エドガー
「詳細は気にするな! 以上! 質問ありがとうございましたあ!」


セドリック
「……いいのかな」


エドガー
「言い忘れた! これからも『世界は結ばれる』をよろしくお願いします!」


セドリック
「……はぁ。えっと、ひとみ 様、いい加減な返答になってしまい、すみません。でも質問はうれしかったです。ありがとうございました」




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ひとみ 様、企画への参加、誠に感謝いたします。書き直し等の希望がございましたら、遠慮なく申し付けくださいませ。



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