生徒指導
※この小説はイメクラが入っております。苦手な方はお戻り下さいませ。
ガチャッと万事屋の玄関を開け、中に入ろうと動いた足がビクリと止まる。玄関に手をかけたまま思わず俺は「あ」っと声を漏らしてしまい、口に銜えていたタバコを落としてしまった。
おいおい、何だこりゃぁ。俺は夢でも見てるのか?
そんなことを思ってしまうくらい衝撃的なものが俺の目に映っている。
「は、早かったな」
そう言って玄関にいた万事屋は、恥ずかしそうに頬を朱に染めて俺を中に招き入れた。
そう、女子高生の格好をした万事屋が。
【生徒指導】
「な、何なんだよその格好」
「何?似合わねぇ?」
似合いすぎて目のやり場にこまるっつーの。何だよそのミニスカやブラウス。しかもだらしなくリボンもつけやがって。俺を誘ってんのか、こいつ。
「……そんなマジマジと見ないでくれる、せ・ん・ぱ・い」
片目を瞑り、俺に指たててこられたら一瞬で下半身に血流が行き、身体が熱くなる。こいつ、やっぱマジで誘ってやがるな。
「先輩よりも先生の方がいいんだけど?」
「先生変態……」
「そうさせてるのはどこのどいつだ」
「んンッ!」
玄関にもかかわらず、万事屋を抱き寄せ貪るようにキスをし、口腔を犯してやる。くちゅ、くちゅっとわざと音たてて舌を絡めただけで、薄く開いた俺の目に映る万事屋は耳まで真っ赤にして睫毛を震わせていた。
それだけでこのまま押し倒しそうになるのを堪えながら唇を離す。
「ん……ぁ」
名残惜しそうに潤んだ目をこちらに向ける姿なんかすげぇエロくて、ホントにマジで理性がヤバイ。だけど必死に堪えてるのを突き崩すように、万事屋に少し掠れた声で「先生」なんて言われたら俺もノリノリになるわけで。
「変態なんて言う子にはお仕置きだな」
って言ってもう一度荒々しいキスをしてやる。
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無造作に敷いた布団の上で万事屋は俺の愛撫に喘いでいた。
「んぁっ!……あぁああ!」
「もうここ、先走りダラダラじゃねーか。そんな格好してこんなとこ勃たせて…淫乱だな」
「ち、違っんゃああ!」
「違わねぇだろ」
スカートの下に何も穿いていない状態の万事屋を後ろから抱きしめるように脚の間に入れ、M字に開脚させてモノを弄り、胸の突起を指の腹で押したり摘んだりすれば快楽に正直な身体はいとも簡単に反応していく。
「も、ダメ…い、く…ん、あ、あっ、あぁあっ!」
「まだ駄目に決まってんだろ?」
「えっ?…いゃっ!」
1人でイこうとする万事屋の根元を握り射精を止めると、イク時よりも派手に腕の中で身体が震えた。逆流してくるのが辛いのか、必死に呼吸している万事屋をなだめるようにうなじに口付けると、嫌がるように身体をよじらせ俺から身を剥がそうとした。逃すまいと根元を握る手に力を入れると力なく俺の胸に倒れ込む。
「…へ、…変、態」
「前からだろ」
「放、せよ…先生」
「生意気な生徒にはこのくらいのお仕置きじゃ足りないようだな」
口端を上げ、にやりと笑うと万事屋は逆にしまった、と顔を歪めた。俺はポケットから銀色に光るリングを取り出すと、手に握っている万事屋のモノに嵌めてやる。
「やッ!」
ぶんぶんと子供が駄々をこねる様に首を振り自分で外そうとリングに手を伸ばすが、リングには特殊な仕掛けがしてあって簡単に外すことなんかできねぇ。自分で外すことが出来ないとわかると、こちらを振り返ってリングを取る様に訴えてくるけど、そんなのはお構いなしだ。なんたって今はお仕置き中だからな。
「さて、口の悪い生徒にはたーっぷりと説教もかねてお仕置きをしなくちゃな」
耳元で囁いて、全身真っ赤になってんじゃねぇの?ってくらい赤くなっている目の前の恋人のモノを軽く扱いてやると、手の中のモノがより一層大きくなるのが伝わってくる。モノを弄る俺の手を引き剥がそうと万事屋が手を伸ばしてくるが、感じて力が入らないのか、ただ俺の手に添えてるようにしか見えない。
「っ……てる」
不意に万事屋が何かを囁いたが、俺の手の中の卑猥な水音が邪魔してよく聞き取ることが出来ず、聞き返した。
「っ!…だから!……硬いの、当たってる!!」
あぁ、俺のが背中に当たってんのか。
「嫌なのか?それとも、気になるのか?」
「っ!!」
後者、か。
「お前の所為なんだぜ?」
だから慰めろよ…。
ぐちゅ、と耳に舌を突き入れ耳たぶを甘噛みする。万事屋は一瞬躊躇ったものの、恐る恐る身体を離し向き直ると、俺の帯を手にかけ着物の前をはだけさせた。既にモノは勃ち上がり先走りが零れて下着を濡らしていた。
「先生も淫乱じゃねーか」
「煩ぇよ」
否定はしない。なんせスカート穿いて嬲られ喘いでるこいつの姿なんて、そんじょそこらの女より綺麗でそそられるんだから、そんな奴に欲情しない奴なんて男じゃねーだろ。色気たっぷりの目の前の奴が今まさに俺のモノを口に含もうとしていた。
あまり口で奉仕するのは気が進まないのか、ちらりと俺を睨み付けたと思ったらぎゅ、と目を瞑り咥えこんだ。
「っ…っ!」
「んンっ」
あまりの気持ち良さに射精感が一気に増し、より勃ち上がり大きくなったモノに驚く万事屋だが、奉仕するのをやめようとはしない。フェラに全然慣れていない為お世辞にも上手いとは言えないけど、俺のためにしてるってだけで何処もかしこも熱くなる。
「ん、んぁ、」
「もう少し…奥まで咥えられるか?」
「んぅっ」
頭を揺らし、奥へと飲み込んでいく様は官能的で、喉が震えてるのがダイレクトに伝わってきてずげぇ気持ちいい。
「美味いかよ?」
美味しくも無いだろ、と思いながらも思わずぐちゅぐちゅと音をたたせて舐め回してる万事屋の髪の毛を弄りながら投げかける。
一瞬動きを止めると顔を上げ、真っ赤になりながら俺を睨んだ。
「てってめぇの、だから…」
もごもごと言った所為で語尾の方は全然聞き取れなかったけど、それだけでも恥ずかしくて横を向いた万事屋の言いたいことが分かって、理性がぶっ飛ぶ。
「お前散々俺を誘っといてそれで無自覚とか言うなよ?」
「へ…?何が?」
「……誘ったお前が悪いってことだよ」
その格好もおまえ自身もどっちも。
万事屋の腰を掴み持ち上げて、舐め回したおかげですげぇ濡れてる俺の物の上に尻肉の間に宛がい、慣らしもしないで一気に突き入れた。
「ひゃっ!!い、痛っ!いてぇって!ひじか…んゃああッ」
スカートから覗く万事屋の自身も、その奥の繋がってる部分さえも何処もかしこも丸見えで、改めてこの格好はそそられる。
切れてもないし少しくらい激しく動いたって平気だろ。
「動くからな」
「やぁあ!!あ、ああぁあ!!やッあんン、」
一応言って腰を上下に動かしていく。
ヤダって言ってる割には腰動いてやがるし、しかもこいつイケなくて辛いハズなのに自分でモノ扱いてるし気持ち良過ぎなのか涙流してるし…。
「お仕置きされて気持ちよくなってんのかよ」
「んぁ!い、いいッセンセ、の、いいッ!」
「!!」
こ、こいつ…。
「あぁくそっ!てめぇ何さっきから誘ってんだよ!」
「んン…ん、ぁッ!」
貪るように口付けして、万事屋の手を包み込み扱いてやると、ぎゅうぎゅうと俺を食いちぎるんじゃないかってくらい締め付けてきた。
「イキた、い!も、我慢できな…っ」
弱音を上げた万事屋は俺に懇願してきた。だけどな、万事屋。ノってきた俺がそこでお前の言うことを聞くと思ってんのか?答えはわかってんだろうけど少しの可能性に期待してんのならそれは間違ってるぜ。
俺はヤってる最中はお前の言うことを聞いたこと無ぇだろ? それはお前が一番わかってんじゃねぇの?
「これはお仕置き、なんだよ」
悪い生徒をちゃんと指導しないとな。
そう付け足して万事屋の股間から手を放すとブラウスに手をかけ一気に左右に開き、ほとんどのボタンは四方八方に飛んでいった。
やべぇ、これ、もしかして生徒を無理矢理襲ってるみたいじゃねーか。
なんて思ったのは頭の片隅。今の状況に俺は興奮していた。
激しく律動を再開させ万事屋を追い詰めていく。
「あぁああ!は、ぁんッ!あ、ぁあッ」
露になった胸の突起を口で愛撫してやると、ツン、と尖って俺を誘ってるようにしか見えなくなる。
肩に置かれた万事屋の指は、俺に食い込んでいて、相当感じてんだな、と嬉しくなった。
ガツガツと万事屋のいいところに当たるように腰を動かせば身体を反らせ、締め付けが強くなる。
「…くっ」
「あぁッやぁ!は、んぁあッ…ひじ、か…イキたッああ、あッ!」
あぁ、イカせてやるよ。最高に気持ち良く、な。
ラストスパートをかける様に腰を打ちつけ、射精感が増すにつれて俺の息も荒くなる。限界というところでパチン、とリングを外してやると同時に万事屋がお互いの腹に白濁を撒き散らし、果てた。その時の締め付けに耐えかねて俺もドクン、と中に欲望を叩きつける。
――――――――――
―――――――
――――
「なんでこんなもんお前着てたんだよ」
「聞きたい?」
「……なんだよその意味ありげな笑いは」
「これねー。多串君の為に買ったんだよ。貧乏な俺が」
「は?多串じゃねーけど俺のため?」
「そ。お前オタクだからさ、こーゆーの興味あんのかな、と思ってさ」
「なっ!!?オタクじゃねーし!!」
「でも萌えただろ?」
「っ…!!」
―end―
―――――
あとがき
―――――
た、楽しかった。全然制服着てる感じがしないけど…。微妙な終わり方だったけど…。いいなぁこんなの。今度またイメクラ小説書こう!!
今度はナース服とかでもいいなぁ。あっ!お医者さんパロなんかもいいよね!!
あれ?これ、私だけですか??
多分ナース服は書くと思います。書きたくなってきたんで。
09/08/07
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