『偲歩』


苦悩の果てに
刹那の時を越え
君は生まれ変わった

閉じていた殻を
自分自身でつき破り
無限に続く光を見た

ひとりは好きだけど
孤独はきらい
温もりがなければ
心は彩りを失い
凍ってしまうから

人を信じたくても
信じきれずにいた日々
いにしえを大切にし
成長を拒んだ日々

そんな君も今はもう
立派な大人の女性

過去を偲びながら
未来を夢見て
歩み続ける

凛として







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