星降るグランフォード
とある世界の小規模海賊団の日常
→航海日誌を読む
〈登場人物〉
海賊 海軍 その他
〈世界観〉
いつかの、どこかの世界。
南の温暖な海域をうろうろしている、商船のような海賊船がある。
乗組員はたったの4人。
まるで海賊に見えない海賊たちは、今日ものんびり各地を巡っている。
そんな海賊船がうろつく海域に、ヴィスカという大国がある。
その南東部の小さな港町の海軍支部に勤務している軍人たちは、今日も海の平和を願っている。
〈語句解説〉
☆海賊
そこらの海じゅうにうようよしている。
終身刑並の罪を犯す怖い海賊もいれば、船長たちのような微妙な海賊まで幅広くいる。
海軍の討伐対象。
☆海軍
ヴィスカ帝国軍の海軍。
昔の名残で「海軍」のままであるが、警察権の所有をはじめ職務内容は多岐に渡る。
上着の色は将軍クラスが白、それ以下は青みがかった黒。
☆南東支部
海軍の支部の一つ。
☆ヴィスカ帝国
穏やかな統治を行う国家。
東西で文化が違う。
☆ヴィスカ北方諸島
その名の通り帝国の北にある、温暖な気候と素敵な景色が広がる群島。
癒しを求めてグランフォード家をはじめとした北国のお金持ちたちが、島ごと買い上げて別荘にしている。
☆北国
ヴィスカ北方諸国のさらに北にある国。商業国家。
☆呪術師
草木や生き物を使っておまじないをかける人々のこと。大体が旅人のような暮らしをしている。