memo
愛が死ぬのは、愛の成長が終わる、その時である。


::小ネタ + 拍手コメント返し

拍手コメントへのお返事は追記から。
小説としてあげるほどの長さでもなくそもそも途中で終わらせてしまったものです。
いつもの如くBLR-18注意。拍手と同じシリーズのお話です。

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「あ、あ゙……ッ、ら、ぇっ、ひぬ、ぅ、」

 一言で言うなら、絶景だ。それも、これ以上にない。
 いつもは媚薬を塗り込んで焦らして強請らせていたが、触って欲しいと懇願する色織を見ているのにもそろそろ飽きたので──というのも、勝手な話だけれど──、今日は乳首にローターをつけ、アナルにディルドをぶちこみ、加えてちんこに電マも固定してやった。そして俺は優雅にバスタイム、というわけだ。精液やら汗やら涙やら涎やら、自らの体液に塗れた淫猥な身体をくねらせて必死に快楽から逃れようとする色織のなんと可愛いことか。

「やぁ……ッ、また、イく、うっ……あ、あ゙ッ!」

 俺が入ってきたのにも気づかないほどに快楽に溺れる色織の頬を軽く叩いてやる。それでも快楽のあまりに喋ることすらままならないらしい色織の目が限界だと訴えかけてきて、ずくりと下腹に熱が集まるのがわかった。本当に俺を興奮させるのが上手い男だ。

「ひ、ッ……ん、あ、あ!」

 色織につけていた玩具のスイッチを切る。真っ赤になった乳首、どろどろに我慢汁と精液に濡れた亀頭、汗に濡れる身体、皺もないほどにディルドで広げられた尻の穴。ぷっくりと色付いたその縁をくるりとなぞると、それだけで大袈裟に腰を引こうと悶えるのが愛おしい。

「は、ッ……は、あ……ッ、とって、ぇ、」
「あんなに気持ちよさそうだったのに?」

 色織の涙ながらの懇願に加虐心が煽られ、先程切ったばかりのスイッチに手をかけた。身体をこわばらせたのがわかる。俺の手でこんなにも乱れていることがひどく愉快でたまらない。色織から向けられる感情ならば、好意はもちろん怒りも悲しみも怯えも、殺意でさえも、なにもかもが甘美だ。

「じゅんぺいが、いい、から……ッ、」
「……ふうん?」

 スイッチにかけた指に力を込めようとしたところで色織の口から出た言葉に動きを止めた。全く、色織というのはどこまでも俺を煽ってくる。

「ぁ、ッん、や、だめ……ッ、なん、でぇ、」

 弱にスイッチを引きあげると、俺に強請るように腰を振る色織の姿に思わず笑ってしまう。俺は今日、焦らしに焦らして強請らせるのに飽きたからこうしたはずだったのだけれど。

「ぁ……ッ! お、ねが……ッあ、ッんん、ぅっ!」
「色織ってさあ、案外早漏だよね」

 電マを裏筋に当ててやれば、すぐに軽い絶頂に達した色織に言いながら今度はディルドの角度を変えて前立腺に当てる。色織が早漏だと言うよりも、俺がそうさせたのかもしれないが。

「や、あ゙……ッ! じゅん、ぺいッ……、」
「俺とこれと、そんなに変わんないと思うけど」

 なんで俺がいいわけ、と問いながらしかし玩具を弄ることはやめない。俺もこの無機質な機械も色織を快楽に突き落とすことに変わりはないわけで。
 曰く、純平に触られると頭がおかしくなるほどに気持ちいい、と。だから俺に触られたいって、本当に俺のことが好きだなあ、とキスの雨をふらせた。別に反抗的なら快楽でも力でも、抵抗の出来ないこの男を何かでねじ伏せればいいと思っていたけれど。

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2019.02.11 (Mon) 23:52
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