1925の替え歌1023の歌詞の解説 はっ、解説の開設、キタコレ!! (※歌詞自体は21巻までのネタバレがあるが、この解説では黒バスの全30巻までのネタバレを含む。) ダジャレ編 ホンノリと少々 チラミセの本性 ↓ 少々(しょう"しょう”)と本性(ほん"しょう”) 故障ならこうしよう ↓ 故障とこーしょう 言葉のことばかりじゃないさ ↓ 言葉(ことば)と"ことば”かり 希望の月「幾望」へ ↓ 希望(きぼう)と幾望(きぼう) 月編 幾望とは十四夜。 つまり、満月である十五夜の前日の月。 満月は完全や完璧を表し、 月が欠けているということは完璧ではないということ。 彼自身も自覚をしているが、バスケの長年のキャリアや鷲の目を持っていても、まだまだ知らないことや出来ていない所があることを月で表している。 しかし、彼の努力や誠凛の仲間たちの光で、満月へと変わる。 動画では、黄色い少し欠けた月からブルームーン(青い月)へと変化する。 ブルームーンの意味は、「極めて稀なこと」や「決してあり得ないこと」と言う意味。 ブルームーンの意味自体は伊月俊というより、誠凛全体を表している。 新設校で他校とは違い、1、2年生だけの誠凛のこれまでの戦いの結果は、他校から見れば(本人たちも思っているかもしれないが)「ありえない」ような結果だということを表す。 また、ブルームーンというバラも存在し、「夢叶う」という意味を持つ。 こちらもまた、誠凛のことを表していなくもないが、中学から敗北していた辛い過去もあるが努力が実り勝利をする夢が叶ったという意味を表すためにも、普通の黄色い月ではなく、あえてブルームーンの画像を使用した。 また、色自体にも意味がある。 まずは、黄色。 黄色には、フレンドリー、ユーモアがある、好奇心旺盛などといった意味を持つ。 様々な意味の中で注目したいのがユーモアがあるという意味だ。 ユーモアとは相手を笑わせる事を意図する人間の気質や、言葉や行動のこと。 実際に面白いと感じるのかは人それぞれだが、彼の趣味はダジャレで、試合中もダジャレを言ってしまうぐらいだ。 かなりのユーモアさを持っている人と言えるだろう。 そして、青。 彼の練習着のTシャツの色も青なことから、 彼のイメージカラーが青だと思う人も少ないないだろう。 青は正しく彼にぴったりな色だと言える色言葉を持つ。 青には、誠実、忠実、落ち着き、思いやり、気配りなどといった意味を持つ。 第53Q(7巻)で、部員のほとんどが1週間も部活に来ない火神のことを気にする中、伊月は黒子にも違和感を感じていたことからも、周りをよく見ることができる、細かい気配りや思いやりをする人と言えるのではないだろうか。 事実、火神よりも黒子の方が不安定な状態であったことし、彼は些細な変化にも気を配ろうと相手を見ていることがわかる。 落ち着きは、試合中冷静に物事を判断しているところだ。 青色には興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせるという心理効果を持つらしい。 決勝戦での最後の場面(30巻第272Q)で仲間たちは闘志が高ぶる中、彼は誰よりも一番冷静だった。 ほかにも、 青には一番冷静になり、目標までやり抜く意志の強さを与えてくれるそうです。 決めたことは最後までやるという長所や間に合わないかもしれないと言われても、鷲の鉤爪を習得すると決め、海常戦でそれをお披露目したところ(21巻第188Q)からも、彼にぴったりな色であると言えるだろう。 黄色から青への変化はユーモア(ダジャレ)だけじゃなく、冷静さや強い意志があることを色の変化で表した。 本人の言葉を借りるなら、「ただのダジャレが上手い人と思われてたら困るんで(21巻第189Q参照)」というわけだ。 その他 言葉のことばかりじゃないさ なめられるのは困りものだ ダジャレの歌詞にするためにダジャレ=言葉という表現にはなってしまったが、「正直ちょっとナメてたわ(21巻第189Q参照)」 と言う笠松に対し、伊月が「ただのダジャレが上手い人と思われてたら困るんで(21巻第189Q参照)」と言ったあのシーンから生まれた歌詞。 「アイ」とはなんぞと問われれば それは「ワシ」だと答えようぞ IとEye 一人称の"わし”と鷲の目の"鷲” |