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||| ベリアルが雌猫と遊んでた

「お前がどこかの雌猫と遊んでいる間に一通りの問題は解決した。早急にそちらの経過報告をまとめろ」
「あれ、もしかしてファーさん怒ってる?悪かったって、ちょっとした飼い犬の寄り道じゃないか。忠犬だって常に直線距離を歩くわけじゃない、目的のために回り道くらいする」
「ベリアル、動物と遊んでたんですか?いいなあ」
「そうそう。実に残念だ、キミにも見せてやりたかったよ。熱くて柔らかくて、撫でるとまるで恋する乙女のようにキュウキュウ鳴く──」
「耳障りな感想を述べる余裕があるのなら報告書に書いておけ」
「ファーさんが聞いてくれるのか?それは嬉しい誤算だな」

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