マクロスF 長編 | ナノ

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「それじゃあ次にこの水着を着てくださーい!」

そう言われて一体何度着替えている事か
あれからアイリスと共に“ウミ”として現場入りをして2時間が経過している
でもまだ私の好きな海に入る事が出来るからいいんだけどね

「ウミ 着替えたかしら?」

更衣室で着替えているとアイリスに声をかけられる
返事をして私は勢いよく更衣室のアコーディオンカーテンを開けた

『仕事を始めましょう』

「それじゃあその水着で写真を撮ったら一度休憩をいれよう!」

よし!休憩の為に頑張ろう!
そんな事を思いながらもポーズをしながら写真を撮っていく
一回の水着の写真はそんなに長い物ではなく あっという間に終了した

「ウミちゃん お疲れ様!
これから2時間休憩してください!」

スタッフの人達も伸びをしながらそれぞれ休憩に入る
私はずっと“ウミ”で居ないといけないけど

「ウミ お疲れ様
潜るならご飯を食べてからにしなさい」

『ありがとう
もちろん そうするつもりよ』

アイリスから飲み物をもらいながら用意してもらっていたおにぎりにかぷッと一口食べながら海を見つめていた










「アルト!取りなさいよ!」

「俺ばかり狙うな!」

あれから海に着いて水着に着替え パラソルを立ててからの全員でビーチボールのトスを回している最中

「ミシェル!」

そのままミシェルにトスをして

「ランカちゃん!」

ミシェルがランカにトスして

「アルト君っ!」

「おっ おいっ!」

ランカがトスを受け取るもあまりにも飛び過ぎて 滑り込もうと思ったが一歩届かず…



バシャーンッ



そのまま海に飛び込む事になった

「アルト君!」

「アルト!」

皆が駆けつけてくる
俺はそのまま起き上がる
まだ浅瀬だったのが良かった

「アルト君 ごめんね!」

謝るランカに大丈夫と言いながら立ち上がる

「アルト姫も水を被れば“水も滴る良い男”だな」

「そういうミシェルもな」

笑いながら言うミシェルにバシャッと水をかけた
最初は驚いていたがやる気が出たようで 全員で水のかけ合いが始まった
その数分後には昼時になり全員で焼き肉をし始め 何だかんだで楽しんでいた









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