「お帰りなさいませ、白哉様」
「……清家」
「はい、何でございましょう」
「この贈り物の山は何だ……」
「白哉様は本日がどのような日であるか、ご存知ですかな?」
「ああ、現世の“ばれんたいんでー”という……まさか――」
「はい、こちらはすべてその“バレンタインデー”の贈り物にございます」
「……」
「察するに、隊舎の方にも届けられたのでは?」
「ああ……山のように」
「さようでございますか。いかがなさいましょう」
「お前に任せる」
「承知致しました。ああ、それから」
「……何だ」
「ルキア様が、白哉様のお帰りをお待ちしていたご様子でした」
「……そうか」
「ルキア様は自室にございます」
「わかっている。すぐに行く」
「それはそれは、失礼致しました」










(お二人が幸せなら、それに勝る喜びはありませんぞ)

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