「今回の写真集はどれも売り上げがすごかったですね」
「ホント! 斬魄刀実体化万々歳よね!」
「よ、夜一様! 私の写真集、いかがでしたか?」
「うむ、なかなかよかったぞ」
「あ、ありがとうございます!」
「でも、やっぱり朽木隊長と千本桜の写真集の売り上げは他に比べてすごいですね」
「当たり前よ〜! 今回は頑張ったんだから。朽木隊長の寝顔に子供時代の写真、他にも目白押しな写真がいっぱいよ。普段じゃ拝めないものばかりじゃない!」
「儂のおかげじゃな。感謝するのじゃぞ! カッカッカッ」
「本当にご協力ありがとうございます。女性死神協会副会長としてお礼申し上げます」
「うむ、よいよい。久々に白哉坊をからかうこともできたしのう!」
「びゃっくんのちっちゃい頃、すっごく可愛いね! 女の子みたい!」
「それ、朽木隊長には言わない方がいいと思うな」
「ホント、この子が朽木隊長の子供時代だなんて信じらんないわよねぇ。やちるの言うことがわかるわ」
「千本桜の素顔も半面だけど、予想以上に美形でびっくりしたわよねぇ」
「何で仮面なんてつけてるんでしょうね」
「! ちょ、灰猫と飛梅! あんたたち、いったいいつからいたのよ!」
「細かいことは気にしなーい。でも、やっぱきちんと素顔を拝みたいわね!」
「そうですね! 次は絶対に仮面をすべて剥がしましょう」
「え……次、あるの?」
「あら、いいじゃない。反響よかったし。朽木隊長は子供時代の写真集、千本桜は素顔特集の写真集なんてどうかしら?」
「楽しそー! そしたら、また金平糖がたくさん買えるね!」
「決まりですね。今度はお二人別々に出しましょう」
「第二段もぼろ儲けね!」
「ははははは! 女の恐ろしさをその身に刻むがいい、白哉坊」

 桜主従の災難はまだまだ続くようだ。





-End-


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