20/謁見の間〜N戦 | ナノ
20/謁見の間〜N戦

 ――やぁ、ナヅチ。迎えに来たよ。
『ボクが望むのは、ポケモンだけの世界……。ポケモンは人から解き放たれ、本来の力を取り戻す。……さあ、決着をつけよう。ボクには覚悟がある!トモダチのポケモンたちを傷つけても信念を貫く!』
『……ここまで来たからにはキミにもあるんだろう?あるならボクの元に来てみせてほしい!キミの覚悟を!!』
 ああああああもう不憫な子過ぎてあああああうううあわあああああ。なっちゃんの方からも来てくれたよ、ちょうど道の真ん中。
『ボクと雌雄を決する覚悟で、ここまでキミはやってきた……。……だのに、ゼクロムは反応しないんだね。まだキミを英雄と認めていないのか、がっかりだね』
『……ボクはすこしだけキミのことを気に入っていたのに、幾たびも勝負を重ねるうちに、ポケモンを大事にするトレーナーかもと感じたのに!……だけど、ボクの思い込みでしかなかった!やはりトレーナーが勝負をしても理解しあうことなんてない!』
 なっちゃんは酷い扱いを受けたポケモンしか見ていなかったから、他人のことを全く信じれないんだな……。
 もう罵倒じゃないね、悲しくてどうしようもない慟哭だね、かわいそうだね。シナリオライターの思うつぼだけど、すごくすごくとてもかわいそうだね。
『キミにできることは2つ!理想を求めるためボクに挑み玉砕するか、それともここを立ち去り、ポケモンが人から解き放たれた新しい世界を見守るか』
『おいで、レシラム!』
 レシラムが降臨したよ!
 バックの中でダークストーンがうごごごご。
『キミのダークストーンが……!いやゼクロムが!』
 (゚д゚)起きた!ゼクロム起きた!すっごいサンダー!火と雷……。
『レシラムとゼクロムは……もとはひとつの命……一匹のポケモンだった。正反対にして全く同じ存在。レシラムもゼクロムも英雄と認めた人物のもとにあらわれるポケモン……。……そうか、やはりキミも』
『そのポケモンがなんといっているか、教えてあげるよ。[キミとたたかいたい、なかまにしてみろ]ここまでやってきたキミが理想を求めたいのか、確かめるつもりなんだね。ボクもキミの力を知りたい……さあ!ゼクロムを捕まえキミの仲間にするんだ!!』
 トモダチ、ではないのね。台詞回収一応しておこう……。なっちゃんすごく嬉しそうだね。私、あなたとトモダチになりたい。って男前にいうミズチさんしか私はないんだ……なんということだ。
『心してかかりたまえ。ゼクロムは理想を持たない人間にキバをむくらしいから』
 れしらむ『ンバーニンガガッ!』
 ぜくろむ『ババリバリッシュ!!』
 しんみりしてるときにわらわせんなwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 そしてこの顔。よしちょっと元気出た、よーしみずちさんますたーぼーるなげちゃうぞー。
 すっごーい!曲かっこいい!!テーマ曲とか……。
 伝説だって一発で捕まえるマスターボールをくらえー!   
こくいんポケモン らしいです。刻印?
 まぁ、ゼクロム入れますよね。

●N戦
『……そうか。理想を追い求める英雄にその力を貸すといわれているゼクロムが、キミの力を認め、ともに歩むことを決めたか……』
『さて……キミのポケモンが傷ついている。そんな相手に勝っても無意味だ』
『ボクには未来がみえる!絶対に勝つ!!』
 回復→叫び。また戦闘開始時のなっちゃんフェイス取り損ねた……Orz
『……それで、ボクたちをとめられるのかい……!』開始時。
 レシラムつおい。
 レシラム→バイバニラ→アバゴーラ→ギギギアル→アーケオス→ゾロアーク
 つえーつえー……ねねさんがいなければやられていた……。
『最後のトモダチ……ボクに勇気をわけてくれ!』残り一匹。
『世界はボクでなくキミを選ぶというのか?』瀕死。
『これでボクの真実……ポケモンの夢は崩壊(一瞬のためよく読めず)する』

●戦闘終了
『…… …… …… …… …… ……』
『……ボクとレシラムが敗れた。キミの思い……理想……それがボクたちを上回ったか……』
『ゼクロムとレシラム……二匹がそれぞれ異なる英雄を選んだ……こんなこともあるのか。同じ時代に2人の英雄、理想を求めるもの。真実を求めるもの。ともに正しいというのか?』
『……わからない。異なる考えを否定するのではなく、異なる考えを受け入れることで世界は化学反応を起こす。これこそが……世界を変えるための数式……』
 なっちゃんは建国神話知らないのかな。

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