5*Symphony語群解説 | ナノ






「人間界」
基本的には「人間」が住んでいる地域。地上の世界の丁度中心辺りに存在する。「人間界」には「有害電波」が発生しており、それに耐性がない者は「ヘッドフォン」や「メガネ」等を着用しなければ、体調不良を起こす。
また常に「宇宙ごみ」が停滞しており、空の見栄えがあまり宜しくない。
大きな湖があり、その湖の名前は「ビリーブ」と呼ばれる。

「魔界」
基本的には「魔族(悪魔)」が住んでいる地域。「有害電波」と「宇宙ごみ」がない事を除けば、「人間界」によく似た気候と風土。地域によっては現代風味であったり、中世時代風味であったりする。
「魔界」の中心に「塔」が建っているが、誰も近付かない。

「別界」
様々な種族が住んでいる為、何て呼んで良いか判らず取り合えず「別界」とした。地上で最も自然が豊かで、この地域はとてもよく星が見える。勿論「有害電波」も「宇宙ごみ」もない。
「別界」の中心に「塔」が建っているが、誰も近付かない。

「冥界」
別名「あの世」。つまり死んだ者が逝き着く所。地上には存在せず、どこに在るのかも不明。基本的に「冥界」には「死神」などに魂を運んでもらわないと行く事が出来ない筈である。しかし「人間界」のある地方では、「冥界」へ繋がる場所があるという。
「冥界」に元より住まう住人は、「悪魔」とよく似た容姿だが、瞳の色が紫色をしている。極稀に瞳の色が違う者も居る。そして「悪魔」よりも遥かに長命。
「冥界」の住人は、普通生きている者には視えない。しかし彼らは故意に姿を見せる事も可能だが、「魔力」、「妖力」が高い者や、視える部類の者は視えるらしい。

「天界」
「冥界」からしか行く事が出来ないらしい。一説では楽園とされる。
「天界」に元より住まう住人は、金色に輝く鳥の翼によく似た羽を背中に持つ。因みに、収納可能。
「天界」にはルールや規律があり、それを犯せば問答無用で「冥界」へ堕ちるという。
一説ではアイドルグループのアークエンジェルズがいるとの噂がある。「魔力」
例えるならば体力のようなもの。強ければ強い程、強力な「魔術」が使える。「人間」も本来ならば持っているらしいが、ほぼ無い状態である。よって、「人間」以外が持っているものと言っても良い。

「妖力」
「魔力」と類似したもの。所謂「化け〜」の類が持っている。「魔力」に「妖力」を上乗せする事で、種族独自の術が使用出来る。しかし「妖力」が尽きれば行動不能となる。回復まで安静にしていましょう。

「魔術」
「魔力」を使い発動させるもの。攻撃・防御・回復の三つに分類され、複合・上級・中級・下級魔術といったレベルに分けられる。「魔術」の強さは「魔力」に依存する。詠唱等は術者が集中出来れば良いので、実は何でも良かったりする。形から入りたい人は「魔術書」を購入して実践してみよう。

「魔道具」
「魔術」と「機械」が融合した画期的な道具。たとえば今までのライターは、摩擦による火花を発生させ、それを燃料に着火させて火を起こすものだった。「魔道具」ライターは燃料の代わりに炎系魔術のエネルギーを圧縮して充填、ボタンひとつで簡単に火が出せる。これによって自然燃料の枯渇を防ぐ事が出来る。他にも色々あるが、エネルギー源が「魔術」な為、実用化にはまだまだ改良が必要。

「ヘッドフォン」「イヤフォン」
「有害電波」を遮断する構造になっている。電話する事も可能。ネットに繋ぐ事により音声によるガイドが可能。これで道に迷わなくて済むね!

「メガネ」「ゴーグル」
「有害電波」を遮断する構造になっている。「ゴーグル」の方が遮断性は高い。ネットに繋ぐ事で、地図やナビが可能。これで行きたい所がすぐ判る!

「有害電波」
数年前から「人間界」に出現した体に悪影響のあるもの。発生原因はいまだ不明だが、偉い人が「電子機器の氾濫で共鳴振動が起き、それが有害電波を発生させたのではないでしょうか?」と言っているが、きっとそんな事はない。因みにこの「有害電波」の性で、「人間界」の上空には「宇宙ごみ」が常に停滞している。

「宇宙ごみ」
地上のごみを無くそうと偉い人達がごみを宇宙に飛ばした結果。「有害電波」に引かれるのか常に「人間界」の上空に停滞している。このごみの性でいろいろと邪魔。

「属性」
地・水・火・風・氷・雷の六大属性とそれに光と闇が加わり、更にどの属性にも当て嵌まらない無属性がある。全部で九つの属性があり、相反する属性の攻撃を受けた時は威力が半減したり、弱点属性であれば威力が倍増したりする。基本的に一人一属性で、それは生まれた時に決まっているが、まれに二つ以上の属性を持っている者がある。また、神クラスは問答無用で全属性を持っている。