《ギルバート先生の日誌》
○月×日
今日から日誌をつけることになった。ったく、何でオレが・・・
同僚のブレイク先生が「これは個人のもので、決して外に流出はしませんカラ。思うがままに書いていいですヨ」と言われた。何か裏があるんじゃないかと気になるが・・・・この前も、飴をくれると言って、唐辛子味の飴をくれて、散々な目にあったのだが・・・・・
よし切り替えよう。
オレはこの名門パンドラ学園で国語の教師をしている。
ここは、お金持ちの子供ばかりがくる学園なのだが・・・・そこにひときわ、オレの目をひく生徒がいる。
名前はオズ・べザリウス。金髪で、エメラルドの瞳、色白な肌・・もう全てが可愛いんだ!男なんだけどな!だけど可愛いんだ!まじで!!
オズ君はオレの担当してるクラスの1人で、成績優秀でつねに学年トップ。なのに国語は苦手らしく、よくオレに聞いてくる。あ天使のような顔で「教えて?ギルバート先生?」とかなんとか言われたら・・・・・!!
それでつい顔を真っ赤にしていたら「先生、可愛いね」と微笑まれたりしたらもう・・・!!
なんでそんなに可愛いんだ!と叫びたくなる。実際は「いや・・そんな・・」としか言ってないが!
そこで何で「オズ君のほうが可愛いと思うよ」とか言えないんだオレのあほおお!!
その後、さっきのオズくんを思い出してはにやつき、オレの情けなさを思い出してはため息をついていると、ブレイクから「じめじめうるさいんデスヨ!このワカメ!」と怒鳴られ、大量の書類(ブレイク先生のもの)を押しつけられた。
ワカメワカメ言うなブレイク!!きっ・・・気にしてるんだからな!!(涙目)
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