それから一週間俺は仁王と連絡をとらなかった。

学校もサークルも春休みで休みだし、バイトに行かなかったらマジで会うことなんてないんだなぁと改めて実感した。

あんなに毎日ウザい程一緒に居たってのに、電話もなけりゃメールもない。
そう思うといかに普段俺達がくそ真面目なメールしてたか思い知らされるようでなんかヤだ。
離れてみれば俺のこんなよくわかんない気持ちも少し収まるからななんて思ったけど、駄目だった。


−−気がつけばつい、仁王のこと考えてる。


変な嘘つかずにバイト休まなきゃよかった。
毎日が暇だし、何より、俺だって買いたいものがあったんだ。


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