ちくん、て針で刺された様な痛みを覚えた。胸の奥がぎゅーとなるような、よくわかんない感覚。

「丸井」

真田に名前を呼ばれるだけで胸からよくわかんないあったかい何かが溢れる感じ。
あぁすきなんだな。

「真田ー好きー」
「何を言ってるんだ?」

筋肉ついててごつごつした体に抱き着く。
柔らかくなんて全然ないけど落ち着く。

「部活が終わるまで待て」
「えー。それってつまり部活終わればいっぱい甘えていいってこと?」
「ああ。」

パッと離れてラケットを片手に部室を出てコートに走る。
部活後が楽しみだ!


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