IFアナスイ成り代わり(男)
IF〜もしジョナ主がジョナにならずに、アナスイ(男)に成り代わっていたら・・・。
徐倫に惚れられる。
狂気的に愛される。
こわッ!!本当にこわッ!!
スタンド名
Let It Be(レット・イット・ビー):なるようになるさ
振動のスタンド
地震を起こすことも、振動で相手に言葉を伝える事も、振動を奪う事もできる(心臓とか)
名前はANNASUI
あ、間違えた!そっちはブランド名だ。
ついでに、決して杏奈の水でもなんでもないって事を言っておこう。
私…否、俺の名前はアナスイ・・・・だと思う。
なんでそんな言い方するのかと疑問に思うだろう。
わた・・・俺はアナスイじゃなかった。それがいつの間にかアナスイになった。
それが成り代わりなのか憑依なのかよく分からない。
それに・・・さっきから一人称で間違っているのは前世が女って事も重要事項だと思うよ
股の間についた異物を見た瞬間の、悲鳴は君たちに教えてあげたいぐらいだぜ。
そんな俺のアナスイの人生は、こういう問題から始まった時点で前途多難だったと言えよう。
なぜか俺は周りによく勘違いされる奴だった。
俺が15歳になってから、なぜか俺は何時の間にか町の不良やらマフィアやらなにやらのトップに上りついていた。
道を歩けば、恐れられるなんて日常茶飯事でたまに命を狙ってくる奴が現れもした(全力で逃げたが)
そんなある日、家に警察が大勢やってきた。
なんだ?なんだ?と思っているうちに俺は捕まっていた。
なんと俺には殺人の罪があるらしい。
この女に見覚えがないかと言って出された写真、なにも見覚えがな。
『しりません』とちゃんと答えたのに、なぜかブチぎれられた。
その女は俺の彼女らしい、その彼女が俺以外の男と一緒にバラバラ死体で見つかったと
警察は浮気相手との密会中に俺に見つかって、俺が狂気に走ったという推測らしい。
『証拠は?』って聞いたら「犯人はお前に決まっているんだッ!!」なんて言うもだからちょっとキレて睨んだら、その場にいた警察官が全員気絶。
私が危害を及ぼしたと言って、しかも俺についた弁護士のせいで俺はあの監獄へと送り込まれたのであった。
監獄名はグリーン・ドルフィン・ストリート。別名、水族館
聞いただけならファンシーな感じだが、そんな事はこれっぽちもなかった。
そっか、ここジョジョの六部の世界だったけ。
今頃になって思い出した。
と、言う事はそろそろかその先かは分からないが空条徐倫が現れる。
それによって戦いが始まり、世界は一巡するのだ。
自分の人生を他人に操作されるのが心底嫌になった俺は、運命に全力で逆らう事に決定した。
そう、ここまでは良かったんだ。
俺の予定ではこの後、徐倫の弁護士(俺の弁護士と一緒だった。)を解任させた。
まぁ、手段は聞かないでくれ。
そして徐倫の弁護士はまともな奴になったし、俺が徐倫に助言した。
俺のスタンドは振動を起こすスタンドで、彼女の鼓膜を直接振動させて自分の声を届けたのさ。
徐倫は予想以上にいい子だったぞ、まだ序盤だから荒っぽいかな?と思ってたけど大人しいし、物分りも良かった。
彼女がここグリーン・ドルフィン・ストリートに来なければ、物語は始まらない。
そう踏んでいたと言うのに・・・。
「ハイ。アナスイッ!!」
男女共有スペースの廊下を歩いていると声の後に衝撃が俺を襲った。
ドンっ!!ムギュウ。
『徐倫・・・。』
徐倫が私に後ろから抱きついて、しかも胸を押し付けてきている。
やめよう、いくら前世女だったとしても体に同調したのか精神がだんだん男化してきたんだよ。
そう思いながら俺は深い、深~いため息を吐いた。
そう、彼女はなぜかここ「水族館」に現れた。
最初に俺の前に現れた時、顔も知らないはずの俺を一目で分かって飛びついてきたのはごく最近の事である。
『徐倫…どうして?』
そう俺が聞くと、徐輪はキラキラとした目で俺を見た。
・・・・重要な事だからもう一回、言おう。キラキラとした目で私を見たのだ。
それはもう恋する乙女が意中の相手を見る目で・・・そう俺を。もう一度言おう!!俺をッ!!
「だって、アナスイに会いたかったからッ!!一緒に、脱獄しましょう!!」
そう言った徐倫の「会いたかった」発言は超絶、可愛かった。
思わず手が出てしまうんじゃないかと思うくらい可愛かった。
でもここで手をだしたら、彼女の父である空条承太郎にきっと殺されるッ!!
オラオラだけは勘弁だ。
そういろいろと脳内で葛藤している俺に徐輪は首を傾げて聞いた。
「いや?」
『・・・・・・・・・いやじゃ・・・・ない』
ぱぁ!!
「よかった。」
誰があんな可愛い徐倫を拒絶できようかッ!!
「愛しているわ、アナスイッ!!」
どこでそんなフラグが立った?
<後書き>
どうも短編書くのは苦手です。(てかヘタです)
どうも話がコンパクトなならない。
最初はもっと長かったんです、でも途中であれ短編じゃなくなってるってことで削った次第でございます。
連載やる気にならばやれる。(書いてて面白かった)
けどきっと徐倫のキャラで苦労しそうだな。