※ 共有サイト様は勿論ですが、共有サイト様以外の方からの置き詩も歓迎します。 [投稿] By スピカ [HP] 【いのちの林】
・ 若葉が雫を落とすよ 気高い いのちの林 静かな呼吸が戻るよ さざめく 進化の林 もう 樹液の呪縛も 神秘の真理も 沈めて この 美しい樹々が 世界へと枝を 繁らす ■ ■ 記憶が饒舌になるよ たかまる 歴史の林 理想が祈りを超えるよ あふれる 未来の林 もう 優しいものを 優しいとみては いけない この 美しい樹々を 美しいままに 繁らせ ■ 若葉が雫を落とすよ 気高い いのちの林 ──────────── By スピカ [HP] 【――月が癒す――】
・ 窓際に肘をつき 月影に身をまかせ 癒されぬ傷もあると 私は知った 年上の貴女には 片手間の恋なれど 癒されぬ傷もあると 私は知った 現世(うつせみ)に生きるゆえに 悲しみは波の宿命(さだめ) 満ちる月 欠ける月に 心なごませれば 慰めの言葉になる ■ ■ この思い 幾百に砕ければいいのにね せめて ひとかけらぐらい 貴女に分けたい 陽ざかりの夏の日に 散る花があることに 貴女がたじろがぬよう ひそかに分けたい 季節(おりふし)に感じるまま 悲しみを友と迎え 昇る月 沈む月に 心響きあえば ひとり寝の夜を過ごす ■ 一瞬(たまゆら)の時を生きて 刹那の恋を夢みる 照る月に 曇る月に 心許しあえば ひとり寝の夜を明かす ―――――――――― By M 【ひとり】
春だから 空見上げ 浮き雲のゆくえ 追いかけて 涙がポロリ キミはもういないから 2015/04/01 [編集] By 葉っぱもなか [HP] 【消えたカチカチ】
あの時のカチカチ もう聞こえない あの時のカチカチで癒されていた あの時のカチカチが消えた 角と角がぶつかっていた カチカチ あの時の繊細な音 あの時のカチカチが 消えた By 戯言管理人 [HP] 【【幼き記憶】】
幼き日の遠い記憶 ゆったりと流れる時間の中 時間がたつのが早かった 青い空と白い雲を素直な眼で追いかけた 「あれは象さん、あれはアイスクリーム」 全て好奇心の対象だ 恐いものは 「オ・バ・ケ」 布団にくるまり 必死に隠れた 風の音、生地のすれる音、階段のきしむ音 全てが「オバケ」と思って恐がった 好きな子いるよ ちょっと頭の良い優しい感じの子 ワタシはちょっぴりオマセさんなの 毎日がキラキラ輝いてるの 幼少時代に、大切な何かを置いてきてしまった あの頃の輝きは一体どこへ? 戻りたい 純粋だったあの頃へ… 検索エンジン Cloudia 検索エンジン 思想 検索エンジン 創作 Search ☆素敵な置き詩ありがとう☆
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