まだまだ続きますBGM語り
【忍び寄る闇】
忍び寄る…というかもうアヤカシと対峙してますよねこれ！相手の出方を伺ってます。
一部のメロディーが最初のPSP雅恋と月詠以降とで変更されてるようです。前は前であの「緊急事態発生！」みたいな空気もよかったと思うんですが。
【静寂の中で】
いかにもアヤカシに出くわしそう。確実に暗闇の先に何かが待ち構えてますよこれは。
ゆっくりと、それでいて緊張感を含んだ地を這うような曲調が物語の先を予感させます。
【涙の果て】
雅恋本編のスタート画面でおなじみですね。
プレイする前はこれほどシリアスなゲームだと思ってなく(むしろ絢爛豪華な平安の都でイケメン貴族たちとキラキラ恋愛ゲー♪みたいなもんだと思い込んでた←笑)、いざPSPの電源を入れてこのBGMが流れてきたときには何事かと思いました。目の前の画面はイメージ通りにイケメンがキラキラしてるのになぜこんな物悲しい曲なのかと！
…その後プレイしてみて納得。見事泣きゲーに目覚めさせてくれました。
すみませんこれは感想なのか。
【闘志】
はいきたこれも大好きー！初密仕で一人一人名乗りをあげながら次々とアヤカシを倒していくシーンと相まってかっこいいです！個人的にシンケンジャーの名乗りBGMと雰囲気が似てるような気がして、それがまた良い…(笑)。
ループするときのつなぎ部分のビートの激しさがたまりません。最高に盛り上がる戦闘BGMです。
【魂のうねり】
タイトル通り、うねるように激しくかき鳴らされる弦の音が戦闘を盛り上げます。ほぼ弦のみのメロディーはまさにアジアンテイスト。
同じ戦闘BGMでも直接攻撃系の「闘志」とはまた毛色が違って、こちらは精神攻撃系ですね。
【大いなる変貌】
朱雀のテーマ、ということでいいんでしょうか。どこか無骨で気高い雰囲気が悪路王を瞬く間に灰にするシーンによく合います。
関係ないですが朱雀の鳴き声がヘリコプターのプロペラ音に聞こえる…とか言ったら怒られますか←
【魔王との決戦】
雅恋の中ボス・悪路王戦のテーマです。倒されると分かってるのにストーリー上毎回出てきては朱雀or妖狐晴明様に負けていく悪路王…。それだけならまだしも、戦闘中に彩雪ちゃんたちが庇い庇われでイチャついたりしてるんだから悪路王としてはたまったもんじゃないと思います(笑)。なんて分かりやすい中ボス。
あわゆきではまさかの晴明様が怒るシーンで使われててちょっと面白かったです(笑)。
【神々の愛】
神聖の一言に尽きるので、糺の森や三種の神器がよく似合います。出だしの銅鑼(？)の音だけでも背筋がシャキっとなりそう。雅楽っぽくて平安色が強いですね。
【蘇る魂】
色々な困難を乗り越えていよいよ地返しの大石までやってきました。淀んだ音使いが黄泉の空気を運んでくるようですよ。ラストバトル直前、嵐の前の静けさといった感じです。
【賑わいの街】
左京市全般、ひいてはまなび屋のシーンでよく使われてます。軽快なお囃子風味が親しみやすくて良いですね。大内裏の雅楽BGMとは対称的な庶民のためのBGM…こんなところでも雅恋の裏表の要素が。
【雅恋のテーマ】
悲しいほど綺麗で、儚くも力強い。この曲なくして男性陣の心には踏み込めません。徐々に盛り上がっていく部分から最高潮に達するメロディーへのつなぎは鳥肌もの！この一瞬の空白の持つ力は半端ないです。一拍空くことによってどんなシリアスなシーンにも合わせられる、まさに空気を読むBGMです。
【雅恋のテーマ〜宴〜ショート】
あの雅恋のテーマが宴アレンジで帰ってきました！あわゆき発売前から公式HPで流れてたり、あわゆきのスタート画面で流れてたりと結構耳馴染みしてます。
ピアノが効いた切ない印象だったあの曲が、優しく柔らかくなりました。雅恋のアレンジ曲はどれも良すぎます。
【雅恋のテーマ〜宴〜ロング】
ショートで書いたとおり、公式とかであわゆき発売前聞き慣れてたよ〜と思ってたらまさかのロングバージョンがあったという。
あわゆきエピローグが良い感じで進んで、彩雪ちゃんの袂からふわりと折鶴が飛び出してこの曲が流れ始めたら
「ああ、宴が終わる…！」
と泣きそうになります。でもってそこからED曲「月下の調べ」に繋がる流れが最高。
ショートとの違いはただ長いだけじゃなく、全体的におぼろげな雰囲気のアレンジがされてます。
【永遠の調べ】
雅恋本編で彩雪ちゃんが夢を見る場面でよく使われてました。落ち着きのある笛と弦の組み合わせが何とも言えず良い雰囲気です。やっぱり雅恋で使われる横笛の音はゆらぎがリアルでいいなぁ…！
この曲はなんと差分があと２つあるという。
【永遠の調べ〜静寂〜】
差分その１。弦の音がカットされ、笛と鈴のみのシンプルな曲になってます。
…が、情けないことに実はどのシーンで使われてたか覚えておりません…すみません。
【永遠の調べ〜独奏〜】
差分その2。タイトル通り横笛のみで奏でられてます。
壱号が彩雪ちゃんのために笛を吹いてくれるときの曲ですね。他の楽器の音がなくなったことによって、笛の音の持つ温かさが際立ってます。ある意味壱号専用BGM。そう考えるとちょっとおいしいな壱号。
【あわゆきのうたげ】
第一印象は「雅恋っぽくない」でした。
あわゆきを一通りプレイした後だから言えるのかもしれませんが、まるで夢の世界に一歩足を踏み入れたような不思議な感覚に陥ります。彩雪ちゃんが神泉苑を歩いていくその傍らで、ただ淡々と寄り添い流れるBGM。一歩進むごとに夢と現実の境界線があいまいになっていく感じはまさに「FD・あわゆきのうたげ」そのものを表現してるのだと思います。
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