◆ちなみに原作軸を書くなら……

 落ちは今のところ太宰さん。夢主にぞっこんの太宰さん。夢主を思って自殺を踏みとどまる太宰さん。社員寮より神社に入り浸る、通い妻ならぬ通い太宰。何かあると夢主に泣きついて、豊満な胸でぱふぱふしてもらう。マフィアとかギルドとかが迂闊に彼女に手を出すと、地獄を見るよ。でも、きっとしばらくは壮絶な太宰さんの片思い。一方通行。
 軽いセクハラはするけどまだ致してない。横抱きで自分の膝に乗せたり頬擦りしたりはする。本気なほど奥手になる太宰さん。でも夢主の処女を散らすのは自分の役目だと本気で信じてる。それまで死ねない。
 国木田君は最近、夢主の名前をちらつかせることで太宰さんを黙らせる方法を発案しました。効果は絶大。でもここぞという時にしか使わないから、ほんとに難儀な男だよお前は。
 与謝野先生と夢主の異能があれば探偵社無敵。よく与謝野先生とかナオミちゃんとショッピングに勤しんで、鏡花ちゃんのことは妹みたいに可愛がって、暇を見つけては探偵社にも出入りしてる。よく実家から送ってもらった巷で話題の高級スイーツやら食品を持参するから、探偵社の女性陣からは女神のように崇め奉られている。菓子神。夢主にちょっかい出した男は、通常業務を放り出した女性陣によって闇に葬られます。恐ろしくて誰も注意できません。
 原作で描かれてるような込み入った事件の際には、太宰さん連絡ごと絶ちそう。だからあんまり原作には絡めないかな。
 お互いの呼び方は「太宰さん」⇔「お鴻ちゃん」。探偵社の皆には「(お)鴻さん(ちゃん)」で国木田君のみ「北森」。太宰さんとは気持ちが通じ合った後でもしばらく「太宰さん」呼びだろうな。不憫な太宰さん。


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