◆もし太宰や中也加入と同時期に夢主がマフィアにかどわかされていたら

 落ちは織田作。しかも生存して原作軸へ絡んだりしたら筆者が楽しい。その場合、織田作は探偵社の助言役。社に属しこそしないけど、ピンチの時には支える。縁の下の力持ち。懐刀。
 太宰さんにとって夢主は女神的な存在。織田作と出会う前の彼を支えていたのは夢主。むしろ中也のが片思いでしかも初恋。しばらく初恋を引きずって拗らせてると太宰さんが面白がれる。
 たぶん両者とも一目ぼれ。本部内で軟禁状態の夢主が、友人である太宰さん経由で織田作と知り合います。もう一度言う、一目ぼれ。彼女の異能は露葉とは違い、森さんの指示なくしての使用を許可されていません。しかも異能の仔細すら知ってる人は限られます。二人は本部内であの太宰さんの目すら欺き密かに逢瀬を重ね、ミミック最終戦直前に彼女が密かに使用した異能によって織田作生還。しかしここで太宰さんの計略発動。そのまま死亡したことにしてマフィアを欺き、数年身を隠した後、ヨコハマにある海沿いの神社で夢主と同棲し始めると筆者が滾る。
 夢主が神主。ちなみにこの神社、ヨコハマではある意味有名。土地開発で移動することになって、いざご神木に刃を入れたら作業員が次々と謎の病に倒れてそのまま計画はおじゃんになりましたという曰くつき。でも艶美な巫女さん(ほんとは神主だけど氏子や参拝者が勘違い)見たさに男が集るから経営は順調。ほっくほく。祀ってる神様も美女が来たから満足していることでしょう。
 織田作には「佐月恭壱」名義で小説を書いて欲しい。周りにもこっちの名前で通してる。鬼籍に入ったことになってるから、本名晒すわけにもいかないしね。デビュー当初から繊細な心理描写と巧妙な情景描写に定評があり、徐々に読者を増やしていった。今では数本の連載を抱える売れっ子作家。でも仕事し過ぎると夢主といちゃいちゃする時間がなくなるから、セーブしてます。後ろから抱き込むことが多そう。
 たまに執筆の息抜きに神社の雑務を手伝ったり。もちろん袴に着替えます。覡(かんなぎ)ってやつですね。夢主に言い寄る男は視線で射殺す。それでもあんまりしつこいと惨殺します(自著の中で)。
 夢主の成人を待って結婚しろ。でもこの二人、やることは毎晩のようにやってそう。運命だもの仕方ない。結婚したら太宰さんは咽び泣いて喜び、貯金の殆どをご祝儀に詰め込み、三日三晩煽るように酒を飲んで祝う。
 お互いの呼び方は「作之助さん」⇔「(お)鴻」。


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