古書肆澁澤さん

古書肆澁澤さんとかどうだろう。超絶筆者の趣味全開。
夢主と出会って棘がごっそり抜け落ちて、古書蒐集家になってたら面白い。
ビーストみたいな世界もありなら、澁澤さんが生命の輝きとか求めない世界もありじゃなあい。
異能蒐集じゃなく珍しい古書目当てに世界を転々とする澁澤さん。
一応の住居は横浜にあって、古書店経営してると筆者がたぎる。自分の趣味以外にも多種多様な本を仕入れてくるから、その道の好事家にはかなり有名で、お店も結構繁盛してたり。でも一年の半分は営業せず、もっぱら本探ししてる自由人。
たまたま貧民街で見かけた夢主を気紛れで拾って養育。光源氏計画。でも9歳差なんてへっちゃら。
社長や首領もたまに出入りしてたら面白い。太宰さんとは腹の探り合いなんてせず、普通に世間話できるぐらいの関係かな。たぶん唯一本気で渡り合える間柄なんだろうけど、互いにそれを望んでない。けど比較的穏やかな関係。太宰さんはたまにサボりでお茶飲みに来る。
映画みたく友達いないいらない、なんてことにはならずにすみそう。良かったね澁澤さん。
夢主とは恋人かな。でも雰囲気はすでに長年連れ添った夫婦。婚姻届出してないだけで、澁澤さんは夢主のこと妻って紹介する。夢主も否定しません。
澁澤さんの髪を結うのも夢主。
というかこの話は、澁澤さんあの髪自分でやってるの?可愛い萌えるってとこから始まってる。これ連作短編とかいけるべさ。
古書店の外観は和風モダンな日本家屋。ただ中は結構洋風で、調度品とか家具なんかは、濃茶や赤を貴重とした落ち着いていてお洒落な感じ。
全く古書店らしくないから、ふらりと立ち寄るような店じゃない。たぶん常連の紹介とか必要。
ドラコニアルームにはお気に入りの本や各国で購入した骨董とかが並んでる。すっごい平和。
ただそうなると特務課にも居場所ばれてるわけだから、もしかしたらたまに仕事させられてるかもね。国内に入ってきた危険異能者や国外逃亡した異能犯罪者の始末とか。
棘がなくなっても、根底にある部分は変わらなそう。人が死んでも取り立てて取り乱したりはしない。人も虫も同列、みたいな。でも夢主のことだけは大切にしてるとほんとに可愛い。夢主を自由にしておく条件で特務課に従ってたらどうしようー!妄想が止まらないー。
夢主の処女もばっちり貰ってるし、この設定だと人並みに食欲性欲もありそう。あとたまに和服とか着てそう。
敦君のことは気付いたら物凄く構い倒してる澁澤さん。よくお土産のお菓子あげる。敦君は澁澤さんのこと、よくお菓子くれるけど会うたび一瞬だけ薄ら寒さを覚える不思議で綺麗なお兄さんって印象。あと鏡花ちゃんと芥川君もそれなりには可愛がってそう。
ただ芥川君は貧民街で一時期夢主と一緒に生活してたから、誘拐した澁澤さんを目の敵にしてる。けど夢主が気にしてないし幸せそうだから口には出さない。ただ態度には出る。
原作には絡ませられないけど、ドストさんと面識があると面白い。スカウトに来たけど断られるとか。


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