Marchen | ナノ

Marchen
(↑old new↓)

ある人食いの話/童話
いかにして井戸は自我を持つようになったのか。今となっては辻褄の合わない話。

悲しみのいかなるかを知らず/童話と人形
井戸の底で目覚めた『彼』は、墓場にて、己の衝動を探し始める。

貴方に生かされていた/童話と人形≪New
人形の自我と矜持の話。

逝ける王女の為の/聖女
幼い日の約束を胸に苦悩し続けるエリーザベト。彼女はメルツと出会った廃村の教会で、一冊の童話を拾う事になる――。

案山子と狼の話/少年少女+ａ
秘密めかして語られる子供たちの会話。

美しい国の美しい王子/王子+ａ
祝福されて生まれたはずの王子には、ひとつの呪いがかかっていた。彼は理想の花嫁を探して旅に出るが、やがて不思議な夢を見始める。

つま先立ちの恋/少年少女
いつも窓の外で手を振ってくれる少年。彼と友達になりたいと、幼いエリーザベトは髪を伸ばし始める。

異端の告白/青髭夫妻
夫に見初められて城主の正妻になった女。異常だったのは夫が留守の間、逃げ出さないようにと足首に鎖を嵌められること。淡々と過ぎる結婚生活の中で積もりゆく不安。そして秘密の部屋に隠されていた、もう一人の女の影とは―。

黄金の鍵/青髭と賢女
若き日の青髭は青薔薇の狂候女と呼ばれるテレーゼと出会う。親交を深める二人だったが、数年後、テレーゼは誰との子とも知れぬ赤ん坊を抱いて青髭の城の扉を叩いたのだった。

曖昧な関係の温い心地良さ/青髭と賢女≪New
ふたりの日常小話。

敗北祝歌/青髭夫妻
白い晴着を巡る、先妻との記憶の話。

浅く、手探りの/賢女と息子
古い教会に住み始めたテレーゼとメルツ、そして記憶の中の青髭の話。

鏡と童話の向こう側/雪白と王子
無事に王子と結婚した雪白だったが、彼女には王子に愛されていないのでは、という不安があった。花嫁道具として持参した鏡に尋ねてみると――。

ベルベットを愛す/青髭夫妻
仕立て屋に、妻の新たな華飾衣を作らせる青髭の話。

▼逆転ループ(連載中)
そして唄は甦る→夜を選り分けて→これは挽歌ではない→糸と手札→鍋は喜劇を好まれる

▼Marchen番外編
猫の日Marchen/ギャグ小話
嘘みたいな本当のはなし/聖女と兄の小話≪New

▼幸せMarchenシリーズ
01.結婚式ギャグ
02.初夜翌日ギャグ
03.エリーゼの暴走ギャグ
04.触れる手の話
05.猫の日ほのぼの
06.永遠は光の速さで/良いお話風≪New

▼最果ての国まで（獣人パロ）
01.旅立ちと出会い
02.塚山での冒険
03.盗賊たちとの旅
04.集会場での出来事
05.旅の終わりに
大冬に備えて別の場所に「渡り」をする鳥族のエリーザベトと、その護衛である猫族のメルツの旅の話。