Moira*
(話の時系列順)
母乞いの迷宮/冥王と悪魔
光の差さない地下迷宮。幼い冥王はある日封印されていた魔獣と出会う。
火の歳月は放たれた/試し書き狼
一人旅をするエレフの話。
這いずる地に草はなく/蠍と獅子
妾腹ゆえ、不遇の扱いを受けていたスコルピオス。日々もどかしさを抱えていた彼だったが、初陣にて命をやり取りをすることで、王家に対しての反逆を決意し始める。
少年偶像/幼少獅子
少年時代のレオンティウス。兄との確執に心を痛めていた日々だったが、双子が生まれる事を知り、今度こそ仲の良い兄弟になろうと決意するが――。
全ての名残は対岸の/獅子と蠍
子犬を与えられたレオンティウスは、花の離宮にて、自分を憎む側室の義母と鉢合わせする。
立ち消えぬ片鱗/蠍と双璧兄
王宮でスコルピオスを探す最中、不吉な秘儀の現場に立ち会わせてしまうポリュデウケス。彼の野望を止める事は出来ないのか。
遠かりき予兆/獅子と詩人と蠍
暗誦詩人との出会いにより、前向きに未来について考えるようになるレオンティウスだったが、十二歳の生誕日、彼の暗殺騒ぎが起こってしまう。
地上の善きもの/獅子+a
学舎に入り、兵士仲間と過ごすようになるレオンティウス。王からの指示により、ひとりで鹿狩りをする事になるが、そこで不思議な子供と出会う。
語られぬ未来の影を/獅子と蠍
初めて共に戦場に立つ事になるレオンティウスとスコルピウスの小話。
それでも光を口にする/狼と射手
イーリオンでの過酷な石積み作業、死と隣り合わせの境遇に憤りを募らせるエレフ。オリオンとの出会い始めの話。
吠え笑え子供達/狼と射手
オリオンの様子がおかしいと気遣うエレフ。一体何があったのか調べる過程で、神殿での妖しい秘儀に巻き込まれてしまう。
雪に火を/狼と射手
体調を崩したオリオンの為、神殿の香炉を盗み出そうとするエレフ。逃げる途中でアルカディア人と出会うが、その人物とは――。
いつも笑っていてほしい/射手と乙女
アナトリアの王子として、星女神の巫女となったミーシャの神殿を訪れるオリオン。エレフの無事を祈る2人の想いとは。短編。
その海で芽吹いた/狼と犬
奴隷船の交渉役として働かされていたシリウス。しかし単独で奴隷船を襲撃してきたアメティストスに鎖を断ち切られ、彼の下で自由に生きる道を選ぶ。
日常の始まり/狼と犬
座礁した沈没船を見つけて積み荷を値踏みするシリウスと、それを眺めるアメティストスの話。
雨と羊/狼と犬
仕事の途中に頭を打って倒れたシリウスと、乱雑に看病するアメティストスの話。
ヘルメスの休息/狼と犬
騎馬隊を作りたい。アメティストスのその一言で、馬を仕入れる事になるシリウスの話。
これも忠誠の一例/狼と犬
村の子供たちと共に収穫した果物を食べるシリウスとアメティストスの話。
地の贄、海の榊/奴隷部隊
部下たちの背後に取り付く「黒き影」を見つけたアメティストス。部隊壊滅から逃れる方法はあるのか。オルフ参戦編。
山の民と海の民/奴隷部隊
奴隷部隊の食文化事情。
わふわふ/奴隷部隊
わんわん部隊妄想。
羊に飲まれた/奴隷部隊
シリウスの料理の手腕、羊の丸焼き披露。
▼和解シリーズ
陽の出ずる地の果てより/和解@
何の神の気紛れによるものか、最終決戦の地から峡谷へと飛ばされたレオンティウスとアメティストス。陣地に戻る為、彼らは仕方なく2人きりで旅を始めるが――。
亡き王の祭壇/和解A
様々な出来事の末に和解したアルカディア軍と奴隷部隊。アメティストスが王宮で風呂に入っていると、親睦を深めようとレオンティウスが酒を持ってやってくる。酒を酌み交わしながら彼が語り始めたのは、最近神殿に現れるという人食い狼の噂についてだった――。
雲の切れ間、その幕間/和解B
共に会議をするのも様になってきた奴隷部隊とアルカディオス達。アメティストスが今までまともに観劇した事がないという話題をきっかけに、慰労会と懇親会を兼ねた演劇祭が行われる事になる。短編。
食卓の軍師たち≪New
共に昼食を取りながら、かつてのペルシア戦を思い出すレオンティウスとアメティストス、そして家臣たち。短編。
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▼Moira番外編
あにうえといっしょ/王家組
ほのぼのギャグ。幼い弟の面倒を見なければならないスコルピオスの話。
タナちゃんといっしょ/冥王と悪魔
ほのぼのギャグ。幼い冥王の相手をしなければならない魔獣シャイターンの話。
未完成バレンタイン/オリミシャ
学園パロ。バレンタイン当日の事について話すオリオンとミーシャの両片思い。
猫トラップ/王家組
自分の寝台に寝ている子猫を見つけて狂喜乱舞する少年レオンの話。
現代パロで都市伝説に遭遇するエレフとレオンの話
現代パロ。除霊体質のレオンは友人の頼みで事故物件のマンションに住む事に。様子を見に来たエレフだったが、兄弟共々エレベーターに閉じ込められてしまう。
金の花、銀の花、そして。
幸せMoira。思春期のエレフと、さり気なく過保護なお兄ちゃんのレオエレ。
藍と語らう≪New
現代ギリシャパロ。自宅の庭で開かれる、オリオンとミーシャの結婚式。多くの人に祝福された方がいいと、エレフは通りがかった男を宴会に招くが――。レオエレ小説アンソロジーに寄稿した作品。