2013年4月より2クールにわたって放送されたテレビアニメ『進撃の巨人』の前期OP「紅蓮の弓矢」と後期OP「自由の翼」、及びイメージソング「もしこの壁の中が一軒の家だとしたら」の3曲が収録されたマキシシングル。初回限定盤はRevoジャケットで、「紅蓮の弓矢」のMVが収録されたDVD付き。期間限定の通常盤は諫山先生描き下ろしの調査兵団の面々が描かれたイラストがジャケットになっている。描き下ろしジャケット配布終了後の通常盤は初回盤と同じデザインのジャケットとなる。これらとは別に店舗別予約特典として6種類のアニメ描きおろしチェンジングジャケットが配布され、6枚すべてを繋げると全体で1枚の絵になる。そのうちの1枚にはともに立体機動装置を装備して並んだRevoとジャンの姿が描かれている。ジャンプはジャンとしたいジャン♪ |
紅蓮の弓矢
自由の翼
もしこの壁の中が一軒の家だとしたら
リリース日:2013年7月10日進撃開始ッ!
名義:Linked Horizon
原作:諫山創『進撃の巨人』
文担当者:Koyonomy
絵担当者(左から):浅葱、緋夜、然夜歌、ぶるめ
「1匹残らず駆逐してやる!」
本作の主人公。ウォール・マリア南部のシガンシナ区出身。ウォール・マリア陥落の際、目の前で巨人に母親を殺され、巨人殲滅を誓って訓練兵となる。ミカサのように突出して優秀な訳ではなかったが、人一倍の努力を重ねて第五席で訓練兵団を卒業する。
ウォール・ローゼ南部のトロスト区攻防戦で自らも巨人に食い殺されてしまうが、巨人化の能力が目覚めて自ら巨人となり、復活する。その後調査兵団に入団。人類最強と謳われるリヴァイ兵士長率いるリヴァイ班の監視のもとで、巨人の謎を解き明かすためにハンジ分隊長の実験に付き合う。
「エレンは私と一緒にいないと早死にする」
本作のヒロイン。幼い頃に両親を喪って以来、エレンの家族と共に暮らしてきた。ほぼ絶滅した東洋人の血を引いている。エレンについて訓練兵団に入団すると、圧倒的な戦闘能力を見せつけ、主席で卒業した。卒業後はエレンと共に調査兵団に入団する。巨人を殲滅することや巨人に奪われた故郷を奪還することよりも、唯一の家族であるエレンを守ることを最優先に考えている。
「何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」
エレンとミカサの幼馴染。祖父が持っていた禁書を読んだことがきっかけで、壁の外の世界に憧れる。小柄で体力に乏しく、訓練兵の中でもかなり身体能力が低い方であったが、座学では非常に優秀な成績を収めた。卒業後はエレンやミカサと共に調査兵団に入団。主に作戦立案などで活躍している。
「君には何が見える?敵は何だと思う?」
調査兵団第13代団長。人類の復興と前進のためならば仲間や自分の命を切り捨てることすら躊躇わない人物で、人類最強の兵士リヴァイとの間にも大きな信頼関係がある。「紅蓮の弓矢」にも詠われている「何かを変えることができるのは何かを捨てることができる者」という詞は、アルミンがエルヴィンを讃えて言った台詞が元になっている。アルミンと同じようにかなりの策士であり、捕獲した巨人・ソニーとビーンが何者かによって殺されたことからいち早くスパイの存在に気づき、女型の巨人捕獲作戦も信頼のおけるほんの一握りの部下にのみ話して実行した。巨人に攫われたエレンを奪還する際、右腕を失っている。
「あれが自由の翼だ」
人類最強の兵士として名高く、1人で一個旅団並みの戦力を持つと言われる調査兵団の兵士長。笑顔を見せず、口が悪くてかなりの潔癖症であるため、冷血な人物であるように見られることも多い。しかし、死にかけて血に塗れている調査兵の手を取って巨人殲滅を誓うなど、実はかなりの仲間想いでもある。数名の優秀な部下と共にリヴァイ班を結成、巨人化能力を有しているエレンを監視する。
「今回はどんな巨人に会えるかなぁ」
調査兵団第四分隊長。斬りおとした巨人の頭が異常に軽いことに気づいて以来、巨人に対して異常なまでの興味を示すようになる。巨人のことについて語り始めると、比較的巨人の知識に対して貪欲なエレンですら憔悴するまで説明が続く。巨人化したエレンのことも隅から隅まで調べたがる。死を覚悟したエルヴィン・スミス調査兵団長からは次期団長の座を託されている。