clouded sky | ナノ

大きい手も小さい手も汗はかく

02




勲「えーみんなもう知ってると思うが、先日宇宙海賊"春雨"の一派と思われる船が壊滅した。しかも聞いて驚けコノヤロー。なんと奴らを壊滅させたのはたった2人の海賊らしい」



「「「 ええええええええええっ?! 」」」


土方さんにバズーカをくらってアフロになった隊員。あたしは近藤さんの後ろに隠れたから大丈夫だったけど

その隊員たちはわざとらしく驚いた


土「しらじらしい・・もっとナチュラルにできねーのか」

勲「トシ、もいい。話が進まん」


あたしは近藤さんの横に腰を下ろした


勲「この2人のうち1人は攘夷党の桂だという情報が入っている。まァ、こんな芸当ができるのは奴ぐらいしかいまい」


桂、長髪の男。何回かあったが、面白いやつだ

幕府にとっては敵だがあたしはそうも思えないし思わない


勲「春雨の連中は大量の麻薬を江戸に持ち込み売りさばいていた。攘夷党じゃなくても奴らを許せんのはわかる。だが問題はここからだー・・」


近藤さんはあたしの頭に手を置いた



勲「その麻薬の密売に幕府の官僚が一枚かんでいたとの噂がある」

沖「・・」


バズーカのせいでアフロになった総悟、総悟はボーッと近藤さんを見てからあたしを見た


勲「麻薬の売買を円滑に行えるよう協力する代わりに利益の一部を海賊から受け取っていたというものだ」


あたしは総悟を見つめてから真剣な眼差しの近藤さんを見つめた


勲「真偽のほどは定かじゃないが江戸に散らばる攘夷派浪士は噂を聞きつけ"奸賊討つべし"と暗殺を画策している」


近藤さんはあたしの頭にある手にギュッと力を入れて




勲「真選組の出番だ」










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